何故か、折れてしまった後輪のスポーク。
まあ、折れたら直さないとしょうがないですよね。
ぶっといスポークが折れた! ついでにサングラスも とほほっ
どうも、経年劣化の波に押し寄せられているのか、またまたトラブルが~。 今度は、マビックR-SYSの後輪のぶっといと思うアルミスポークが破断。 手組ホイールでアルミスポークが破断することは経年で良くあることですけど、完組ホイールで破断するのは...
節約のために、スポークはR-SYS純正ではなくてキシリウム用のアルミスポークを使ってます。
ちなみに1本750円なり。
簡単になおせるのか?
マビックR-SYSのスポークの止め方は少し変わっています。どこが違うのでしょうか?
通常は
ニップルとスポーク間を引っ張る
写真では、見えてないですけどニップルが穴の中にあります。
MAVIC R-SYSの場合
ニップルからリム間を引っ張るようになっています。
上の写真をみると、ニップルの所にネジ切ってありますよね。
これをリムに逆方向にネジ込ませて止めるようになっています。
リムにも、ネジの溝がほってあるのです。
ハブ側からスポークを穴に入れます。
フリー側のスポークの交換だったので、カセットは外してます。
カセットの外し方は
ロードバイクのスプロケット交換
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リム側にニップルを指でネジ込みます。
逆ネジになっているので注意です。
これ、全部は入ってません。仮止めの状態です。
ニップルも太さが全然違う!
左はR-SYS専用ニップル回し
右は普通の二っブル回し
私も、キシリウムを持っていたのですが、キシリウム専用のニップル回しを見た記憶がない(~o~)どこに行ってしまったのでしょうか?
結局、ショップに行く用事があったので、キシリウム専用のニップル回しで振れ取りして貰いました。
最初は、キシリウム専用のニップル回しを貸してくれると、言われていたのですが、私が
振れ取り台使わせて!
と、言ったら忙しかったらしく、店員さんがみずからセカセカとやってくれました。
助かった(^◇^) たぶん、占領されて仕事の邪魔になるからでしょう^^;
ニップルにはDURAグリス塗って貰いました。
グリスを塗ってないと後で固着してニップルが回せなくなる可能性があります。つまり振れ取りなどがやりにくくなります。
手順をまとめると
マビック R-SYSの場合です。
- 折れた箇所が後輪のフリー側ならカセットをはずす
- 折れたスポークを取り外す
- スポークをハブから通す
- リムにスポークのニップルをネジ込む(逆ネジ)
- ニップルにはグリスを塗っておく
- R-SYS専用のニップル回しで振れを取る
R-SYSのスポークの組み方
マビックのホイールでは多い組み方で、後輪はフリー側と反フリー側で違ってます。
R-SYSの後輪
- フリー側はタンジェント組・スポークは、アルミスポーク
- 反フリー側はラジアル組・スポークはカーボンスポーク
フリー側もラジアル組とするとチェーンが内側に落ちた場合に一発でホイールが破損する可能性があるのでフリー側はタンジェント組でアルミスポークとなっているようです。
R-SYSの後
R-SYSの前輪
- ラジアル組・スポークはカーボンスポーク
タンジェント組とは
一般的な組み方です。スポークが交差しているので横剛性を確保出来ます。
タンジェント組の特徴
- 乗り心地が良い
- 横剛性が高い
- ハブへのダメージが優しい
- スポークの交差する本数によって2・4・6・8本組の種類がある
ラジアル組とは
ハブから放射状にスポークが出ています。
ラジアル組の特徴
- ラジアルは垂直の意味がある
- 放射状に出ている
- 乗り心地が悪い
- ハブへのダメージが大きい
- スポークが折れると振れが大きい
- 横剛性が出ない
- スポークの長さが短く出来る 少し軽量化
- 空気抵抗が軽減される
ホイールの組み方とか、結線の仕方とかは奥が深いので、研究して見て下さい。
まとめ
R-SYSのスポーク交換は、部品代だけで済みました。
工賃込だと2,250円かかっていたことになるので、1500円の経費削減です。
昔のアルミスポークだと1本折れると、次々に経年劣化で回りのスポークも折れたのですが、さすがにこの太いスポークならば大丈夫ではないかと思ってます。
折れたら、またスポークだけ調達して自分で直そうと思います。
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