ジョン・デゲンコルプ(Lotto Soudal) は、彼の名前が付けられたパリ~ルーベのセクターを持つことになった。
ドイツ人である彼がフランスで最初の外国人の名前のついたパヴェを持つことになる。
2015年にパリ~ルーベを獲得したデゲンコルブは、パヴェのスペシャリスト。パリ~ルーベは石畳のパヴェが有名だが、年々この石畳の区間は減っている。
石畳は近代化による減少や、崩れたりして修復しなければ使い続けることは出来ない。昨年、ジョン・デゲンコルプはこの石畳の修復に一役買った。
その為に、彼の功績をたたえてパヴェに名前がつくことになった。
改名されるセクション
⚠️ Big project… ⚠️
Le lycée de Raismes travaille en ce moment sur le pavage du siège de… @BORAGmbH en Allemagne 🇩🇪
The Raismes High School is currently working on polishing the cobblestones of the Bora HQ !
👋👋 @BORAhansgrohe pic.twitter.com/DOyT1zSDt0
— Les Amis de Paris-Roubaix (@A_ParisRoubaix) June 14, 2019
昨年、デゲンコルブは世界選手権で着用したジャージをオークションに出品しクラウドファンディングキャンペーンで24時間で目標の€10,000(約120万円)を達成した。
この収益は石畳の修復に使われた。
ジョン・デゲンコルプはパリ~ルーベ友の会の協会大使となっている。
これは、パリ~ルーベの石畳を保存する会みたいなものだ。
長さ3.7kmの最長の玉石セクターであるd’HornaingàWandignies-Hamageセクションは、ジョン・デゲンコルプの努力を称えるために改名される。
寄付のおかげでジュニアレースが救われた時点で、ジョン・デゲンコルプは次のように述べた。
この最悪の事態を防ぐために、できる限りのことをしたかった。
私はパリ~ルーベに特別な感情を持っている。子供の時に私を魅了し、サイクリングの魅力にとりつかれたレースだったんだ。
若い才能のサポートの重要性ため、若いサイクリストにはパリ~ルーベのようなレースが必要だ。
ジョン・デゲンコルプは2018ツール・ド・フランス第9ステージで、石畳みのある区間でステージ優勝した。これはケガからの復活をアピールする勝利でもあった。
今シーズンはTREKからロットに移籍し、クラシックスペシャリストであるフィリップ・ジルベールと共にパリ~ルーベに挑む。二人共、パリ~ルーベを制しており、再び勝利する可能性は大きい。
ジョン・デゲンコルプは新たな地で、再び輝けるのか正念場となりそうだ。
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