今回のジロ・デ・イタリアでもライダーにサポートカーがぶつかるという事故が発生した。
第6ステージで、アシストをおえたDeceuninck-Quick-Stepのピーター・セリーがTeam BikeExchangeのサポートカーに突っ込まれた事故だ。
これは、コミッセールの車に集められた選手のレインジャケットをTeam BikeExchangeのサポートカーに渡していたことから発生している。
だが、サポートカーの運転手にはライダーから気をそらせる沢山の要因があることがわかる写真が公開された。
注意散漫になるかも
A though day at the office is expected 👊 The monster Zoncolan is waiting the rider today at @giroditalia 🏔 pic.twitter.com/GjIEbDKTF8
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) May 22, 2021
上の写真は、トレック・セガフレードのサポートカーの運転席の写真だけど
- ハンドル横のiPad
- ハンドルに地図の貼り付け
- 車のナビゲーション
これだけあって、見ていたりしたら危ないのは当然だろう。
さらに、情報としてレースラジオに選手と交信するチーム無線もある。サポートカーに乗れる人数も限られているけど、運転者は運転に専念しないといけない。
サポートカーをオフィスにしてはいけない。
今週初めに以下のような投稿がメルセデスベンツからされた。
この投稿はすでに削除されているけど、最大5つの画面、OLEDディスプレイ、リアルタイム視線追跡機能を備えた3Dディスプレイも備えている。
沢山情報があれば、便利であることは間違いないけど。
まあ、これだけあったら運転中に気を取られて、サイクリストや歩行者が危険にさらされるだろう。
タッチスクリーンのナビなども危ない。自分も気を付けないと。
現在、自転車から車両への通信規格の開発を9社が共同して行っている。ヘルメットに車が近づくと警告してくれる製品もすでに出来ている。
事故を未然に防ぐことができたら一番良い。ロードレースのサポートカーも、安全対策を考える必要があるだろう。
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