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初山翔のいるNippo-Vini Fantiniは2019年末に消滅の危機 来年の初山翔の逃げは見れないのか?

海外情報
https://twitter.com/nippo_racing
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初山翔のいるNippo-Vini Fantini。イタリアのプロコンチネンタルチーム。

ジロ・デ・イタリアで大活躍した初山翔の来年のジロの逃げはもう見れなくなるかもしれない。

UCIの改革に伴ない、コストの増加、ジロ・デ・イタリアのワイルドカード招待を確実にする機会が減少してしまうために、2019年シーズンを最後に閉鎖するというのだ。

 

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UCI改革を受けて

 

UCIの改革案を簡単にまとめると

2020年シーズンより
UCI改革案
  • WorldTourチームは3年間ライセンスを得られる。
  • WorldTourチームは18から20チームに増える
  • WorldTourチームの最小ライダー数は23人から27人に増加 最大30人
  • プロコンチネンタルチームの最小ライダー数は10人から16人に増加
  • チームは7名でレースを行う
  • プロコンチネンタルはPro Teamと名称変更
  • UCI Classicシリーズが創設 現行のWorld Tureも含まれる
  • ProSeriesが創設 これまでのHC,1.1と2.1が含まれる
  • コンチネンタルサーキットは、維持される
  • ランキング制度の変更
  • グランツールでは、ランキング上位2チームを優先で招待

 

2020年以降、グランツールのワイルドカードの選出方法が変わる。主催者が独自の判断でワイルドカードを選出するのは2019年が最後となる。

来年から主催者は、前年度のUCIワールドランキングにおけるUCIプロコンチネンタルチーム(名称はUCI PRO TEAMに変更)上位2チームを招待しなければならない。

残る2枠だけを主催者独自の選出とする。

つまり、これまで4チームが主催者判断で出場出来ていたのに2チームしか出れなくなる。
これは地元チームにとってはワイルドカードで招待される可能性が半分になるということだ。

 

Nippo-Vini FantiniのチームマネージャーFrancesco Pelosiは、

「2020年の改革が正式に承認されたので、プロのチームは大きな予算を必要としている。

ライダーとスタッフを増やすこと。UCI ProSeries(Pro Continentalの新しい名前)に出場するために、280万ユーロから450万ユーロの予算が必要になる。

継続する方法はありません。唯一の解決策は、(別のチームと)力を合わせることです」

 

Francesco Pelosiは、夏の初め頃、チームはBardiani-CSFと合併することができるという噂があった。

 

2019 Nippo-Vini Fantiniのジロでの大活躍

3年ぶりにGiro d’Italiaに招待されたNippo-Vini Fantiniは、第18ステージでダミアーノ・チーマが感動的な逃げ切り勝利。

チームは、ジロで初のステージ優勝だった。

 

初山選手も、2度も逃げてくれて楽しませてくれた。この姿が来年は、もう見れないかと思うと残念。

チームが実際にどうなるのかは、決まっていませんが存続出来る形を模索して欲しいと思う。

 

初山翔選手の活躍などは以下で記事にしています。

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