2022ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第1ステージ　新城幸也も登場!

スペインの開幕戦チャレンジ・マヨルカに続いて行われるボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ。

今年はコロナで中止となるレースが多かったためにワールドチームが14チームも参加。昨年の4チームから大幅に増えている。

それだけレベルは上がるということだ。

 

第1ステージ　レ・アルクエリ～トラルバ・デル・ピナール　166.7km

 

バレンシアのツアーは、獲得標高2900mの山岳ステージから始まる。しかも、最後は上り坂だ。初日から総合の順位が決まってきそうなコースとなっている。

ただ、ゴールは一旦登ってからなだらかになるのでパンチャーがゴールを狙うだろう。

 

1. 2級山岳　アルトデコストゥール　2.8km・9.4%
2. 2級山岳　エルレモルカドール　10km・4.2%
3. スプリントポイント Sueras
4. 3級山岳　Ayodar 3.9km・5.4%
5. 2級山岳　Torralba del Pinar　4.6km・6.9%

 

注目されるライダーは

 

逃げは5人

スペインも快晴の中スタート。

 

もとNTT Pro cyclingにいたベンジャミン・キングが逃げに乗っている

1. GONZÁLEZ David(Caja Rural – Seguros RGA)
2. EZQUERRA Jesús( Burgos-BH)
3.  BOU Joan(Euskaltel – Euskadi)
4. MORENO Iván(Equipo Kern Pharma)
5. ベンジャミン・キング(Human Powered Health)

 

 

集団は、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのヨセフ・チェルニーが引いている。その後ろはモビスターだ。

 

残り48.3kmでタイム差は、1分19秒だ。すでに2級山岳は越えており下っている。

 

まあ、集団にはかなわないだろう。

 

集団では落車が。数名のライダーがこけている。

 

Jumbo-Vismaのハイス・レイライズも巻きき込まれている。すぐに立ち上がって走り去ったので大丈夫だ。

 

少しずつタイム差がつめられていく。

 

先頭集団から一人ずつ切れていく。

 

残り33kmで後ろに集団が見えた。

 

二人が残るが、すぐに吸収された。

 

集団は、まとまって走る。

 

スプリントポイント Sueras

ボーナスポイントのあるスプリントポイントをマテイ・モホリッチがトップ通過。

 

あっとここで落車が。眉毛の上から出血している。AG2R Citroën Teamのナン・ピーターズだ。UAE Team Emiratesのマルク・ソレルにフアン・アユソーも巻き込まれてしまう。

 

集団はモビスターが引く。

 

3級山岳　Ayodar 3.9km・5.4%

3級山岳は、イヴ・ランパールトがレムコ・エヴェネプールを引いてトップ通過。

 

イヴ・ランバールトがずっとレムコを引いている。残り10kmだ。

 

新城幸也は仕事を終えて降りていく。

 

Bahrain Victoriousがトレインを組んだ。ボーナスボイントをマテイ・モホリッチが獲得したが誰がエースなのかな。

 

ヤン・トラトニク、マテイ・モホリッチと続いている。

 

ヤン・トラトニクが引き終わった。今度はルイスレオン・サンチェスだ。

 

レムコは3番手。

 

今度は、モビスターが引き始めた。

 

アシストが外れたところで、アレハンドロ・バルベルデが先頭に出てベースを上げる。

 

ここでトレックのアントワン・トールクがアタック!

ヤコブ・フルサンがチェックに入る。

 

あ～、だがここでレムコがアタックだ!

 

後ろからアレクサンドル・ウラソフが追うが追いつかない。

 

なんとレムコは、アウターで上がっているぞ。

 

ラスト1.3kmで15秒離した。

 

アレクサンドル・ウラソフの姿は全く見えない。

 

ゴールのかなり手前から手を広げてゴール。今シーズンの初レースでそのまま優勝してしまうなんて。

しかも、勝ち方が他を圧倒しすぎている。2位以下に16秒も差をつけた。シーズン初戦から全開の走りを見せてくれるとは～。

明日は、丘陵ステージなのでリーダージャージをキープするはずだ。

 

 

リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

逃げにのったベンジャミン・キングが山岳賞獲得。

新人賞