2000年のシドニーオリンピック、マウンテンバイクの金メダリストが現役に復帰する。
ミゲル・マルティネス(Miguel Martinez)44歳で、12年前に引退しているですけど~。
Amore & Vita – Prodirのコンチネンタルチームで2020年末までの契約だ。
Miguel Martinezの経歴
マルチネスは、1990年代のブーム時代にクロスカントリーのトップマウンテンバイクスターの1人であり、20歳のとき、1996年のアトランタオリンピックで銅メダルを獲得し、4年後にシドニーで金メダルを獲得。
2000年にはクロスカントリーの世界チャンピオンであり、1997年と2000年にはワールドカップで優勝している。
元プロレーサーの息子であるフランス人は、エリートロードレベルで短時間レースをしている。
2002年にMapei – Quickstepに所属。2002ツール・ド・フランスでは44位。これって凄い順位だ。Vuelta Ciclista a Navarra (2.2)でステージ勝利。
2003年Phonak Hearing Systemsで走る。マウンテンバイクに再び戻ったあとに、2008年にAmore & Vita – McDonaldsで走り、Tour de Beauce (2.2) 第3ステージでは優勝している。
その後、ロードでは走っていない。
44歳で復帰:「神聖な挑戦」
2008年にAmore & Vita – McDonaldsで走ったあとにマウンテンバイクに復帰。
2013年から最高レベルに戻り、ロックダジュールとシーオッタークラシックで優勝。2017年、マルチネスはフランスのマラソンクロスカントリーチャンピオンになる。
コロナウイルスのロックダウン中には、自転車を使って高齢者に食べ物を届けることで1日最大100km走行し、ロードレースに戻ることを思いついたと語った。
Amore & Vita – McDonaldsには自らが電話して契約となった。復帰するには、以前所属していたチームしかないと思ったからだ。
失うものは何もなく、チャンスを貰えたので新たな挑戦と言う訳だ。シーズン末まで走って物にならなかったら、契約は終わり。当然お金も貰わない。だめならば、スポーツディレクターの道も考えている。
プログラムは最初に7月のポルトガルツアーに向けて計画され、時間がある場合は中国でのレースが予定されている。フランス選手権にも出る予定。
ミゲル・マルティネスは、48歳で走るダビデ・レベリンに刺激を受けているそうだ。彼に出来るのならば私にも出来ると。
どのような成績で走れるのか見てみたい。
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