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ロンド・ファン・フラーンデレンの距離短縮と壁の欠如に失望するオリバー・ナーセン

海外情報
photo Jan De Meuleneir
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フランダースクラシックは開催される4つのクラシックの距離短縮を発表している。

これは過密するスケジュールでの選手への配慮と、コロナウイルス対策のためでもある。

  • プランツ・パイル7月10日は、184 kmエリート男子、122 kmエリート女子
  • ヘント〜ウェヴェルヘム10月11日  238 kmエリート男子、142 kmエリート女子
  • シュヘルデプライス10月14日 183km
  • ロンド・ファン・フラーンデレン10月18日エリート男性241 km、エリート女性135 km

約1週間の間で3つのクラシックはライダーにとっては厳しいだろう。そのための距離短縮の処置だ。

だが、クラシックを得意とするオリバー・ナーセン(AG2R La Mondiale)はひどすぎると悲嘆している。

 

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ロンドは26km短縮にカペルミュール削除

Brecht Decaluwe

クラシックを得意とするオリバー・ナーセンは、2020年のフランダースツアーが10月18日に変更され、距離が約26 km短縮されたことに失望した。

2019年にアルベルト・ベッティオルが勝利したときと同様に、2020年のロンドの長さは本来267 kmだったが、改訂ではMuur Van Geraardsbergen(通称カペルミュール)とTenbosseが削除された。

新しいルートはバテンベルグ(Valkenberg)を含む、長さは240.6km。

 

photo Oliver Naesen instagram

特に、このカペルミュールの坂は多くの名勝負を生んだ場所でもあり、この場所がなくなったことで地元市長でさえ、事前の話はなく驚きの声をあげている。

資金を提供しなかった為かとも言っており、ゴール通過100kmの地点への資金提供なんてしたくないとも。

 

200kmを越えて適正が試される

一方、オリバー・ナーセンは

260キロのレースでは、フロントでフィニッシュできるように最善を尽くす必要がある。それらの長いレースは本当に私がうまくやれる唯一のものだ。

ナーセンの5つの勝利のうちの3つは、200kmを越えるレースで勝ち取っている。

2016・2018ブルターニュクラシック。2017年ベルギー選手権。2019ミラノ~サンレモの長い距離でも2位となっている。

 

photo Oliver Naesen instagram

ナーセンは、長い距離がモニュメントの優勝候補リストに大きな違いを生み出すと主張。

 

200キロ以上で最高のライダーは、260キロのレースに勝つだけではない。200キロという制限が存在するためだ。198kmを過ぎると、私の隣に山のライダーが現れるが、4km後に止まることがある。

私にとって、これらのレースは適者生存者のためのもの。10月の終わりには別の言葉で話すかもしれないが、残念だと思う。

オリバー・ナーセンの場合には、より長い距離を生き残る能力があり、短くなれば他のライダーに有利になる。成績を残すためにもコースの変更は彼にとって不利になる。

それにしても、一番の見どころでもあるカペルミュールがなくなったのは地元ファンならずとも残念だ。

 

ロンド・ファン・フラーンデレンの丘

  1. Oude Kwaremont-117.2 km
  2. Kortekeer-127.8 km
  3. Eikenberg-135.5 km
  4. Wolvenberg-138.4 km
  5. Leberg- 147.1 km
  6. Berendries- 151.2km
  7. Valkenberg – 156.5km
  8. カナリア山- 169.6km
  9. 旧Kwaremont – 185.5km
  10. Paterberg – 189.0km
  11. Koppenberg – 195.6km
  12. Steenbeekdries-201.0 km
  13. Taaienberg-203.5 km
  14. Kruisberg / Hotond-214.1 km
  15. Oude Kwaremont-223.9 km
  16. Paterberg-227.4 km

総距離240.6km。クラシックの王様と呼ばれるコースには何かが物足りないようにも感じる。

 

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