2023 UCIシクロクロス世界選手権男子ジュニアと女子U23 王者となったのは?

2023シクロクロス世界選手権。日曜日は男子のジュニアと女子U23の世界王者を決める日となる。

開催地は、オランダのホーヘルハイデ。女子U23にはシリン・ファンアンローイが登場する。ジュニアのタイトルに続いてU23も獲得してからエリート参戦となる。

 

U23女子過去の優勝者

• 2022 :  パック・ピーテルス
• 2021：フェム・ファンエンペル
• 2020：NORBERT RIBEROLLE Marion
• 2019：インゲ・ファンデルヘイデン
• 2018：RICHARDS Evie
• 2017 ：アンマリー・ワースト
• 2016：RICHARDS Evie

 

世界選手権ホーヘルハイデ 

 

雨が降ると滑りやすくなるのはどのコースでも一緒。昨日の女子ジュニアでは、優勝候補のローレン・モレングラーフは落車とパンクで涙を飲んでいる。

女子エリートもパック・ピーテルスは落車でフェム・ファンエンペルに負けている。高速コースなので、ミスすると取り返すことのできないコースだ。

 

男子ジュニア

次代を担うジュニアの精鋭がスタート。

 

なんとスタートから大落車発生。

 

2列目から3列目のライダーが落車して後続も巻き込まれている。

 

トップはどこだ。カナダかな。オランダが2番手。

 

少し泥がある区間で渋滞が起きる。

 

オランダのセナ・レミジョンがトップに。

 

登りで後方から前に上がったのは、AG2R Citroën Teamのトレーニングチームで走るレオ・ビジュ。

 

フランス、オランダ、ベルギーと続く。

 

おっと、ここでフランスのレオ・ビジュがトップをベルギー勢に譲る。バーが不得意なのかな。

 

トップは、ベルギーのヨルディ・コーサスに。

 

はや～。フランスのレオ・ビジュが舗装路で一気に前に。

 

2周目

レオ・ビジュ先頭で2周目に。

 

トップは、イタリアのトマソ・カフエリに。

 

おっと、オランダの選手が落車。

 

再び、フランスのレオ・ビジュがトップに立つ。

 

登りからの立ち上がりが凄く速い。差をつける場所を熟知しているようだ。

 

フランスのレオ・ビジュはバニーホップがあまり得意でないようで、ここでスピードが落ちて抜かれる。

 

ただ、すぐに僅かな登りで前に出る。

 

3周目

下りを鋭く切り込んで、ゴール前の登りで一気にスパート。

 

レオ・ビジュは、大きくリード。

 

2番手は、ヨルディ・コーカス。オランダのセナ・レミジョンと続く。ここで、離されるともう逃げられてしまう。

 

オランダのセナ・レミジョンが2番手に上がる。

 

ちょっとずば抜けているスピードだ。

 

オランダの選手は、シューズを履き替えた。黒と白になってしまったぞ。

 

4周目

レオ・ビジュは6秒差で通過。

 

セナ・レミジョンが3秒差に追い上げてきた。追いつくか?

 

あ～、やはり登りのスピードが違う。ここで引き離しにかかる。

 

セナ・レミジョンは、あきらかにスピードが落ちた。少しずつレオ・ビジュとの差が広がっていく。

 

5周目

レオ・ビジュは、ペースが落ちない。

 

3位争いはベルギー3人にオランダ1人。

 

表彰台を巡る争いは4人だ。

 

6周目

今日初めてのドローン映像かな。ライダーの安全を考えると、差が広がってからのほうがいいですね。

 

3位争いはベルギーのヨルディ・コーカスが抜け出した。

 

レオ・ビジュは、単独となってからはバニーホップをせずに担ぎでクリアーしている。

 

レオ・ビジュは、ぶっちぎりでゴール。次代を担うのはフランスの若者となるかしれない。

 

2位はオランダのセナ・レミジョン。

 

3位はベルギーのヨルディ・コーカス。

 

リザルト

レオ・ビジュのコメント

本当に少し前のことなんだ。したがって、フランス連盟に感謝したいと思う。連盟は、このワールドカップに向けてスペインへのインターンシップに参加することを許可してくれた。

私は大本命だったが、ストレスは感じなかった。ポジティブなプレッシャーだけだった。私は来週18歳になる。このレインボージャージは素敵な贈り物だ。

 

 

女子U23

どんなステップも飛ばさないというシリン・ファンアンローイ。最大のライバルは、ゾーイ・バクステッドだと。

 

エリートでも力を見せ始めているゾーイ・バクステッドはジュニアに続いてU23も狙う。

 

マリン・シュライバーも表彰台候補だ。

 

日本からの二人は最後尾。前に上がれるか。

 

スタートは、マリン・シュライバーがトップ。ゾーイ・バクステッドが続く。

 

マリン・シュライバーがフィールドでもトップ。

 

トップはフランスのアマンディーヌ・フクネにかわる。

 

大蔵こころが21位だ。早稲田大学2年生。

 

ゾーイ・バクステッドが2位に上がってきた。

 

登りでゾーイ・バクステッドがトップに。後ろからごぼう抜きでシリン・ファンアンローイが上がってくる。

 

ゾーイ・バクステッド、マリン・シュライバー、シリン・ファンアンローイと続く。

 

シリン・ファンアンローイがマリン・シュライバーを抜いた。

 

下りでシリン・ファンアンローイが、ゾーイ・バクステッドを抜いた。

 

まだ、集団だ。

 

マリン・シュライバーが遅れた。

 

ゾーイ・バクステッドが粘れるか。

 

2周目

二人が後続を引き離して通過。

 

森林コースで、少しずつシリン・ファンアンローイが引き離し始める。

 

下りで、5番手で走っていたフランスの選手が落車。

 

ここの登りで差がついた。

 

マリン・シュライバーは、19秒差に。

 

二人の差は6秒程度で変わっていない。

 

3周目

タイム差6秒で3周目に。

 

シリン・ファンアンローイは好調だ。

 

二人の差が7秒に。

 

マリン・シュライバーは、バイク交換で後続にも追いつかれる。

 

シリン・ファンアンローイは、ついにリードを広げ始める。

 

ゾーイ・バクステッドは11秒差に。

 

3位には、チェコのクリスティナ・ゼマノヴァが上がる。

 

5周目

シリン・ファンアンローイは18秒とタイム差を広げる。

 

ゾーイ・バクステッドのペースが落ちて、23秒差となった。

 

6周目

さあ、最後の周回だ。

 

ほぼ、ノーミスでゴールに向かう。

 

大体笑顔に見える感じで走っているけど、今はさらに笑顔だ。

 

シリン・ファンアンローイは、U23の王者を獲得。ライバルのフェム・ファンエンペル、パック・ピーテルスがU23を獲得しているのだから、自分が取らない訳にはいかない。

シリン・ファンアンローイは、今日が21歳の誕生日。最高のプレゼントを自分で獲得した。いつものように少し顔が傾いている。

 

ゾーイ・バクステッドは、いつものように拍手しながらゴール。昨年のジュニアに続いてU23でも2位。来シーズンは間違いなく勝利を狙うだろう。

 

3位には、クリスティナ・ゼマノヴァがはいる。信じられないと言った感じだ。

 

リザルト

シリン・ファンアンローイのコメント

完璧だ。これは説明できないプレッシャーがあった。負けることしかできなかったが、すべてうまくいった。

U23を目指すと決めたとき、どうしても勝たなければならなかった。そのプレッシャーに耐えられてよかった。とても幸せです。

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