ナイロ・キンタナ(Team Arkéa Samsic)は、事故の後遺症もないようでトレーニングを再開している。
コロンビアから欧州への渡航は7月19日でスペイン政府の許可は取れており、総勢150名のライダーが帰ってこれることは確定済み。
ナイロ・キンタナはツール・ド・フランスへの調整レースとしてモン・ヴァントゥ チャレンジのレースも追加した。
多くのトップクライマーがくることになるので、事故の影響はあるのかナイロ・キンタナの走りが注目される。
モン・ヴァントゥチャレンジ
コースは昨年よりも、距離が伸びている。昨年は173kmで今年は182km。
今年距離が伸びたのは、モンヴァントゥを途中まで登って、もう1回まわって登ってくるから。これはキツイ。
このモンヴァントゥのコースと言えば、ナイロ・キンタナが今年、ツール・ド・ラ・プロヴァンス第3ステージで登っている。
この時には、頂上までではなくて、ゴール手前6キロのシャレーレイナール(登坂距離9.5km/平均勾配9.3%)までのコース。
今回はフルコースで走ることになるので、新記録が出るのかが注目される。
他の出場ライダーは
昨年の1位と2位は参加。1位はCofidis, Solutions Créditsのヘスス・エラダ。
昨年2位となったロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)。だけど、今年も登りでキンタナに負けてるしなあ~。
アスタナからはミゲルアンヘル・ロペス。
そして、注目はGroupama – FDJのエース、ティボー・ピノ。だけど、ピノもツール・ド・ラ・プロヴァンスのレースではキンタナに完敗。どこまで調整しているのかが問われそう。
UAE-Team Emiratesから、ファビオ・アルとセルジオ・エナオ。
忘れてはならないのは、Trek – Segafredoのダブルエースのバウケ・モレマとリッチー・ポートの二人。
ワールドツアーチームが6チームも集まる大変熱い戦いとなりそう。キンタナが負けるようなことがあれば、ケガの影響があると考えて良いでしょうね。
逆に、新記録で優勝したらツールでも危険人物としてマークされるかも。
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