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ゲラント・トーマスが移籍するクリス・フルームについて語る

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photo Geraint Thomas instagram
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ゲラント・トーマスとルーク・ロウのコンビは二人で好きなことを話すWatts Occuringのポットキャストを行っている。

31回目となった今回はスペインのテネリフェ島で行っているライドの他に、クリス・フルームの移籍について二人がどう考えているのかを話している。

彼らは、フルームの移籍についてどう思っているんだろうか?

 

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3人は2012年から一緒に走っている


photo Watts Occurring twitter

ゲラント・トーマスは、2008年のBarloworld時代からフルームと一緒にレースしている。ルーク・ロウは2012年からチームスカイに移籍。

彼らは長年に渡って、フルームと一緒に走っている仲だ。

トーマスは、

それはフルームにとって奇妙なことになるだろう。レースで違うチームとして顔を合わすんだから。全く別な環境で過ごすことになるし。

 

それに対してルーク・ロウは

彼がISNに行くと、一歩引いてしまうんじゃないかな。でも、新しい環境で新しいチャレンジをしているからこそ、多くのライダーがステップアップしていくのがわかる。

二人は、フルームがステップダウンすると思っているようだ。だが、それはこれからの移籍する選手の獲得によって変わってくるだろう。

 

現在の状況では、クリス・フルームのリーダーとしての地位は確保できない。何人もリーダーが出てきた状況では来年以降、更にリーダー争いが激化するのは間違いない。

 

 

それについてトーマスは

率直に言えば、今は何人ものリーダーがいる。彼、自分、ベルナル、カラパス、パベルと若い選手が出てきている。

ここでは指導者としての地位を争うことになるが、彼はそこへ行き、トップの座に就くだろう。

 

それが理由か? と言うロウに対して、トーマスは「金のためだと思っていたが」と言い放ち、フルームは「相変わらず飢えている」と語った。

 

更に、トーマスは、昨年6月のフルームの事故について

彼はあの事故以来、今の状態に戻るために信じらないほどよくやってくれた。

フェアプレーだ。彼は決断力のある男だ。それは素晴らしいこと。願わくば、良い結果になることを願っている。

来シーズンからは、フルームとライバルになる訳だが、それについて二人は語っていない。実際に、そういう場面にならないと考えられないということか。

 

リーダーシップについて

photo Geraint Thomas instagram

二人は、テネリフェ島でのトレーニングについても語っている。

 

キャンプ参加メンバーは、ツール・ド・フランスのロングリストにある8人のライダー。

  1. クリス・フルーム
  2. ゲラント・トーマス
  3. ルーク・ロウ
  4. パヴェル・シヴァコフ
  5. ミハウ・クフィアトコフスキ
  6. アンドレイ・アマドール
  7. テイオ・ゲイガンハート
  8. ディラン・ファンバーレ
  9. ジョナタン・カストロビエホ

唯一の例外はベルナルだが、7月19日に欧州へのチャーター便で帰って来る。カラパスとジョナタン・ナルバエスはすでにエクアドルから帰ってきている。

ただ、アンドレイ・アマドールはわからない。彼はコスタリカにおり、欧州への渡航は出来ない状態だから。

 

チームの環境に戻ることができて嬉しいよ。トレーニングだけに100パーセント集中できるし、グループでのトレーニングの方がより良いのは明らかだ。

ロックダウンでは努力をして、ただひたすら走り続けていたが、ここでは競争心がある。基本的にはみんなバイクレーサーなんだ。

と、トーマスは語った。

ロウはさらに

競争力のあるグループではないが、明らかにそのレベルはある…現実を直視しよう、10人がいて、8人がツアーに参加し、3人のリーダーがいる。

煮詰まっているわけではなく、お互いに少しずつ引きずっているだけだ。

 

最後に、ルーク・ロウはトーマスに、彼とフルームはお互いの権威を打ち消すために手を結ぶつもりかと尋ねられた。

それに対して、トーマスは

ああ、どうかな。今のところベルナルのほうが脅威だと思う。フェアプレーは順調だ。

と答えている。

実際、三人がリーダーとして走れば5人のアシストとなる。今回のツールではTTが少ないので、山岳でタイム差がつくことは間違いない。

アタックの指示は誰が出すんだろうか?  誰が、最初にアタックをかける?

面白いドラマが待っていそうだ。

 

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