Astana Pro Teamのスタッフとライダーが、1月と2月の給料を貰っていない問題については、記事にしていたが今度は少し違うようだ。
Astana Pro Teamの給料の遅れは、事務処理の影響も噂されていたが、今度はコロナウイルスによるもので、少なくとも今後3か月でスタッフの給与を30%削減する措置をとった。
やはり、財政的な問題が顕在的にあるようだ。
コロナ危機が追加
Astana Pro Teamのスタッフとライダーは、今年の初めから給料を支払われていないが、これとは別に今後3か月以内の給料の30%削減する予定だ。
1月と2月の給料については、迅速に解決すると言われていたが解決されたのかな?
Astanaの公式サイトを見ると、各ライダーは次のレースカレンダーが発表されるまでローラーでトレーニングをしていることが書かれているだけだ。
これ以上、長い期間レースがない状態が続くとチームの存続も危うくなってしまうかもしれない。
Burgos-BHはERTE
Burgos-BHは、スペインのプロチームでブエルタ・ア・エスバーニャなどでは良く活躍しているチームだ。
Burgos-BHはERTEを発表した。スペインでは、非常警戒体制発令によりNissan、Iberia、Inditexなど多くの企業がERTEを発表している。
ERTEとは
Expediente de regulación temporal de empleoの頭文字を取ったもので、一時解雇、レイオフの事。 雇用調整となるEREとは異なり、一時的な解雇なので復職できる。
支払われる金額は、過去180日の基本給の平均の70%。ただし、子供が2人以上いる場合、失業保険料は最高で1,411.83ユーロ(約16万8千円)を受け取ることができる。
Burgos-BHは、主に州議会と市議会からの助成金で予算が出ており、それに多数の小規模なスポンサーからの寄付を加えている。
Burgos-BHは、正常に戻ることへの自信を表明した。
スポンサーが3年間署名しているので、サイクリストは100%充電するつもりです。
ロット・スーダルでは政府が給付金を支給してくれるので、一時的に解雇されている。ベルギーのプロチーム、Circus – Wanty Gobertも同じ対策をしている。
各チームとも、生き残りにかけて動き出している。なんとか、この難局を乗り越えて存続して貰いたい。
コメント