ツール・ド・フランス第8ステージは、無事にレースを終えた。
だが、このレースは途中でストップする可能性もあったのだ。
なんと、ゴール手前46km地点で、ソーセージを積んだ大型トラックが狭い山道で通れなくなってしまった!
レースはすでに始まっており、主催者やレース関係者はハラハラする事態に~。
なんでソーセージ?
💛¡Que alguien le diga a Van Aert que se relaje un poco que si no la liamos!
¡Atasco en el Col de la Romme porque no pasa el camión!#TDF2021 pic.twitter.com/lCZdaLyQbC
— Diego Ayús (@soydiegoayus) July 3, 2021
なんで、大きなソーセージトラックが、こんな山道を走っていたかというと。ツール・ド・フランスは、レースをするライダーが通過する前にキャラバン隊が通る。
様々なグッズや、食べ物などを配って走るのだ。パレードみたいなもので、これを目当てにやってくるファンも多い。
この中に、Cochonouと呼ばれるソーセージブランドがある。ツール・ド・フランスの公式サプライヤーであり、1997年からツールの公式プロモーションキャラバンに参加している。
キャラバンが進むにつれて、7台のシトロエン2CVがレースに先んじてトライブする。その後に、色々なキャラバンの車が通る。ディズニーのパレードみたいなものだと思って貰えれば。
ただ、ディズニーと違って、色々なものが貰えるのがメリットだ。
この配布するソーセージを運んでいたのがCochonouの大型トレーラーだった。
販促用のキャラバンは、谷を迂回することを余儀なくされた。誰もいない所をキャラバンしてもねえ~。
¡La caravana publicitaria decide desviarse de la ruta por el atasco causado en el Col de la Romme!#TDF2021 pic.twitter.com/hUsI78Tkts
— Diego Ayús (@soydiegoayus) July 3, 2021
ライダーを通る場所ではないので、誰も沿道にいない。まあ、当たり前だ。
レースが途中で中断されてしまう大ピンチだったけど、ソーセージを積んだトラックはなんとか抜け出すことに成功。
ソーセージトラックによって、ツールが停止することがなくなって良かった!
配られなかったキャラバン隊のソーセージはどうなったかというと、小さなプラスチックケースのポーチにいれて、一生懸命歩いて配ったそうだ。
ツールの歴史がソーセージによってストップされる危機を回避したというお話でした。
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