バウケ・モレマはオランダのメディアに、2020年の目標を語っている。
チームメイトであるリッチー・ポートとバウケ・モレマが来年のツール・ド・フランスを狙う可能性が高く、ヴィンチェンツォ・ニバリはジロ・デ・イタリアに集中するだろうと語った。
ニバリがジロ・デ・イタリアに集中するのはオリンピックのためで、それは以前から言っている。
バウケ・モレマはツール・ド・フランスに出場するが、来シーズンの目標はグランツールが最大の目標ではないという。
チャンピオンシップを狙う!
バウケ・モレマは、2019最後のクラシックであるイル・ロンバルディアで、とても印象的な勝利を飾った。
33歳のモレマは、2020年の目標をワンデイレースにおいているとオランダのメディアに語っている。
大きな夢はチャンピオンシップに勝つことだ。1年間特別なジャージを着て走りたいからね。
モレマが狙うのは、世界選手権、東京オリンピック、欧州選手権、オランダ選手権に言及して語っている。
チャンピオンジャージのあるものばかりだ。
私は、すでにブエルタとツールのステージ勝利しているが、記念碑を獲得することはとても特別なことだ。
勝利を比較することは難しいが、ロンバルディアは重要なレースだと思う。
モレマは、ツール・ド・フランスにリッチー・ポートと一緒に出場する。そしてブエルタにはニバリと一緒に出場するだろうが、二人共ステージ優勝を狙うつもりだという。
ニバリは調子次第でGCも狙うのかな?
よりプロフェッショナルなスポーツに変化
プロとして12シーズンを走ったモレマは、サイクルスポーツが大きく変化し、はるかに競争力が増したと考えていると語った。
また、その変化には代償が伴うとも言う。
最近では、すべてのチームに2人または3人の優れた総合系のライダーがいる。よりプロフェッショナルになり、チーム戦略は細部にまでこだわるようになってきた。
自分も変わっていることに気付いた。食べ物も変わってきていて、今では、すべてがオーガニックで、糖質ははるかに少なくなっている。
モレマは食事面での変化も認めているのだ。常に新しい情報をラジオのように聞いていなといけないので大変だとも言っている。
2013年のツール・ド・フランスでキャリア最高の6位となったが、その後は2015年の7位が最高の順位だ。
そのため彼への関心は以前と同じレベルでないことを本人も認めている。だが、モレマは少し遅くから始めたので、まだ3~4年は走れるはずだと言う。
たとえば、フランダースツアーと3つのグランドツアー全てに参加したいとの希望も語っており、まだまだ年老いた気分ではない。
注目を浴びないことは、逆にマークされないので有利になるということをイル・ロンバルディアでも証明した。グランツールでも、注目がなければステージ勝利も狙える。
バウケ・モレマは注目を大きく集めずに、まだまだ走るつもりだ。
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