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ミケル・ランダはレコム・エヴェネプールのアシストだけではない 移籍を承諾した理由とは?

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Photo credit: ciclismovavel on VisualHunt
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バイクの星であるミケル・ランダは、Bahrain Victoriousのエースの座を捨てて、Soudal – Quick Stepに移籍を果たした。

 

レムコがツールで活躍するためには、新たなクライマーが必要なのはわかっていた。ミケル・ランダがこれを担当する。

アシストに回ったミケル・ランダは、ツールの決勝まで残る必要はない。ゴール前の決戦までレムコをアシストすれば良い。

だが、ミケル・ランダがチームのエースからアシストになるには葛藤もあったはずだ。ランダは、インタビューで、レムコのアシストになった経緯を話している。

 

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レムコのために

 

当初、Soudal – Quick Stepは、INEOS Grenadiersのローレンス・デプルス、パヴェル・シヴァコフを狙っていると言われていた。

だが、最終的にGMのパトリック・ルフェーブルが、ミケル・ランダをウルフパックに呼びこんでいる。

 

ウルフパックの一員になることに納得した理由は?

最初の電話の後、私は納得できなかった。2回目の電話の後、私は確信した。レムコは私を称賛し、私の経験を高く評価していると言ってくれた。

このチームに来る動機になるような役割をオファーされたんだ。まず第一に、私はレムコのために走る。

 

2つの役割はどのようなものだろうか?

まず、可能な限りチームを助ける。時にはレムコのために、時には他の誰かのために。加えて、あるレースでは自分のアカウントで走ることもある。

例えばブエルタでは、良いクラスで走るチャンスがある。

 

グランツールでは、すでに2度表彰台に立ってますね。

でも、グランツールで勝つことを夢見続けているんだ。でも、年を追うごとに新しいライバルが現れるから、ますます難しくなっている。でも、ここ数年は表彰台まであと一歩だった。

 

ツールでは、レムコのサポートですね。レムコは勝てますか?

山岳ステージの最後までレムコをアシストしたい。それがクライマーとしての僕の仕事だから。

レムコがツールで勝てるかどうか?不可能だとは思わない。でも、今は彼にプレッシャーをかけるつもりはない。

レムコは初めてツールを走る。ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーは、すでにツールで2回ずつ勝っている。可能な限り彼らに近づき、どこまで行けるか様子を見るつもりだ。

 

レムコを中心とするツアーチームは十分強いだろうか?

Team Visma | Lease a BikeやUAE Team Emiratesほど強くないかもしれない。

しかし、Soudal – Quick Stepはすでにブエルタでグランツールを制している。そしてチームはさらに強くなっている。

 

ミケル・ランダは、2023ツール総合19位、2023ブエルタ総合5位。加えて、この2年はステージでの勝利もない。

ブエルタでのエースが約束されているので、移籍承諾となったが自分の満足いく走りが出来るのかは未知数だ。

 

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