ジロ・デ・イタリアと同じ時期に、ハンガリーツアーも行われている。5ステージで争われる1クラスのレースだ。
このハンガリーツアーで、今シーズン当初にトレーニングキャンプで落車して故障者リスト入りしていた、マイク・テウニッセンが復帰している。
マイク・テウニッセンは、第3ステージでスプリント勝負に絡んだ。
2018ツール・ド・フランス第1ステージでマイヨジョーヌを着用したスプリンターが帰ってきた感じだ。
第3ステージは落車がひどい
ジロのステージが終了して、少しするとハンガリーツアーのゴールとなる。チラ見してたのだけど、落車が激しい。
こちらは落車ばかりを集めている動画だけど、ひどかった。
特に、道路際の看板にぶつかったかと思ったシーンでは多くのライダーが寝転んでいる。最初見ていた時には看板にぶつかったのかと思っていた。
更に、ゴール手前ではリーダージャージのジョルディ・マイス(Jordi Meeus)BORA-hansgroheも落車してしまう。
脳震盪があってはいけないので、チームメイトにチェックして貰っている。
ゴール手前3km以内の落車なので、ゴールタイムは変わらないがボーナスタイムの関係で2位となってしまった。
なお、BORA-hansgroheは第2ステージで、マウンテンバイク出身のベン・ズィーホフ(ZWIEHOFF Ben)を鎖骨骨折で失っている。UAEツアー総合26位と登りが得意な選手だっただけに残念。
ゴールは、Bahrain Victoriousのフレッド・ライドが先頭で引き続け、最後に自らがスプリントして後ろの発射台となる。
それをまくったのが、マイク・テウニッセン。後ろからポイント賞ジャージのフィル・バウハウスが追い込んでくる。
両者は並んでゴールラインを越えたが、先に手をあげたのはマイク・テウニッセン。
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私も見てたのですけど、マイク・テウニッセンが勝ったとばかり思ってました。すると、写真判定の結果でマイク・テウニッセンは2位に。
フィル・バウハウスはボーナスタイムを獲得し、リーダージャージとなった。
マイク・テウニッセンは、今後 クリテリウム・デュ・ドーフィネにツール・ド・フランスのメンバーにも入っている。
昨年も、フランスのティーニュでの合宿中に転倒したことによる膝の怪我のため、シーズンは大きく失われてしまった。ようやく復帰といった感じか。
28歳なので、これから絶頂を迎える時だ。是非、2019年のように勝利を量産して貰いたい。
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