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2024 ツール・ド・フランス第1ステージ 世界王者マチュー・ファンデルプールはトラブルに見舞われる

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UnsplashRoman Melnychukが撮影した写真
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第1ステージは、獲得標高3,821mという厳しいステージで、ロマン・バルデとフランク・ファン・デン・ブルックから5秒遅れでゴールした集団は46人のみ。

この中に世界王者マチュー・ファンデルプールは含まれていなかった。ワウト・ファンアールト、Lidl – Trekのマッズ・ピーダスンなどクラシック系のスプリンターも残っていたのに何故か。

ゴール後に原因が判明している。

 

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トラブル

 

レース前から、マチュー・ファンデルプールは、第1ステージは獲得標高が多く難しいとは言っていたのだけど。

第1ステージの決戦は、ゴール手前75kmから始まった。40kmの間に4つの山岳ポイントが続く。

まず、2級山岳バルボット峠で、UAE Team Emiratesは、多くのライダーを集団から葬り去った。ほとんどのスプリンターと総合では、Groupama – FDJのダヴィ・ゴデュとレニー・マルティネスも犠牲に。

さらに、山頂直前、世界チャンピオンのマチュー・ファンデルプールとLidl – Trekのマッズ・ピーダスンも遅れる。

だが、マッズ・ピーダスンはすぐにチームメイトのサポートを得て、下りで再合流し集団復帰。最後まで集団に残った。しかし、マチュー・ファンデルプールは、そのまま遅れてしまい集団復帰とはならず。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

マチュー・ファンデルプールは、ゴール後に遅れた理由について話している。

これによると、マチュー・ファンデルプールは、横隔膜のトラブルで集団のペースについていけなかったと。

「特に厳しくて暑い日だったので、コースに戻るのは難しい。 ゴール時点で集団がどのくらいだったかは分からないが、普通なら間違いなく上位に入っていたはずだ。

しかし、厳しい登りのバルボット峠で自爆してしまった。レースというのはそういうものだよ。これからも改善していけたらと思う。

ステージ優勝を狙いたい。今後数日でさらに成長したいと思っているが、次のステージも私にとっては難しいことだと分かっている。

 

暑さもあり、集団復帰ということはできなかったようだ。残念だけど、これは仕方ない。マッズ・ピーダスンのように回りにチームメイトがいれば違っていただろうけど、これもレースだ。

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