クラッシック最強のメンバーがスタートから攻撃。
ワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップの引きに、マチュー・ファンデルプールも飛びついた。
そして、マチュー・ファンデルプールが先頭を鬼引きしてことで、集団は追走を諦める。自分の勝てるステージではないのに、何故、マチューは逃げに乗ったのか。
これについてマチューが答えている。
マチューが逃げた理由
🏁 132 KM
Our breakaway has formed containing: @alafpolak1 @WoutvanAert @TobiasJohannes1
Gorka Izagirre@Neilands_K @kwiato@mathieuvdpoel @JamesthingyShaw@jonasgregaard @NikiasArndt @bryancoquard @JensenJuul @BenoitCosnefroy @MATTEOTRENTIN @LouvelMatis#TDF2023 pic.twitter.com/LL813HA9A2
— Tour de France™ (@LeTour) July 6, 2023
本当は、中間スプリント前の逃げ切りでフィリップセンと一緒にいたつもりだったが、私は一人だったので、そこにいた(笑)。
とにかくあのアスピン峠を越えたかったのは、トゥールマレーからゴールラインまで自分のやるべきことをやるだけだと分かっていたからなんだ。
ワウトは非常に速く進んだが、もちろん、彼にはトゥールマレーで生き残る理由があったからだ。
リーダーが来ていたからね。私にはそれがない。明日もスプリントをリードしなければいけない。ここで日々を、まあまあの感じで過ごしている。あと数日すれば、最初の休息日が来るだろう。
このステージでは、スタートから50km地点にスプリントポイントがあった。ただ、振り返ったら、ジャスパー・フィリップセンがいなかったというのが答えのようだ。
さすがのジャスパー・フィリップセンでも、マチューのアタックのスピードにはついていけなかったというのが本当のところのようだ。
マティアス・スケルモースイェンセンール Lidl-Trek
Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
マティアス・スケルモースイェンセンは、ステージ35位の7分56秒遅れ。総合8位から21位に転落。第5ステージで落車してしまい腰を強打していた。
ゴール後のマティアス・スケルモースイェンセンはインタビューの途中で涙となった。
「背中が90歳になったような感じ。転倒した際に左側全体を強打してしまった。
クラッシュのせいにしたいが、それが本当だったのかどうかは決して分からない。腰痛を抱えながら一人でトゥールマレーに乗っていた。下りではなんとかプロトンに戻れたが、次は無理だった。
ヨナス・ヴィンゲゴーが、スタートに向けたリュートラルの時に来たんだ。
彼は、私に厳しい一日に備えたほうが良いと言ってたが、彼はその約束を守った。Jumbo-Vismaがこのペースを維持すると、パリまでは長い道のりになるでしょう。」
やはり、Jumbo-Vismaの攻撃は決まっていた。しかし、マティアス・スケルモースイェンセンは、腰を痛めているのでは厳しい。ジュリオ・チッコーネも総合3位から大きく遅れてしまった。
Lidl-Trekの目指すのは、マッズ・ピーダスンのグリーンジャージとなるかもしれない。
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