La Route d’Occitanieは第3ステージのクイーンステージを迎えた。
ここまで世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデが初日にリーダージャージを着てから守っている。
第2ステージ Labruguière~Martres-Tolosane
第2ステージはLabruguière~Martres-Tolosaneまでの187.7kmの平坦ステージ。
途中、3人の逃げは発生するが最後はスプリント。
スプリントを制したのは、チームメイトのアシストを受けたDÉMARE Arnaud(Groupama-FDJ)が制した。
第2位に入ったのは、クリストファー・ローレス(Team INEOS)
同タイムでゴールした、エディ・ダンバー(Team INEOS)がヤングライダー賞を獲得。
チームイネオスは、20代の選手が5人と若いライダーを揃えたがそれでも強い。
第3ステージ Arreau~Luchon – Hospice
第3ステージは、Arreau~Luchonから Hospiceまでの173km。
このステージのクイーンステージとなる勝負を決めるコース。最終ステージは平坦コースなので総合はこのステージで決まると考えてよいだろう。
1級山岳を2回越えて、最後も1級山岳の山頂ゴール。
序盤から17人ほどの逃げが発生し、最初の1級山岳を目指して構成される。
チームイネオスがセバスチャン・エナオを逃げに送り込んだためにモビスターは集団先頭でコントールを開始。
その後、逃げは吸収されて今度はパヴェル・シヴァコフ(Team INEOS)が4人の逃げを引っ張る。
🎥 Les coureurs en tête traversent Bagnères-de-Luchon et vont attaquer la montée finale vers l’Hospice de France ! #RDO2019 pic.twitter.com/ycHawyOnly
— La Route d’Occitanie – La Dépêche du Midi (@RouteOccitanie) 2019年6月22日
この逃げは、強力でほとんどパヴェル・シヴァコフが先頭を引き、一時はバーチャルリーダーに。
モビスターは、アレハンドロ・バルベルデのために献身的にアシスト。
逃げを吸収して最後のLuchonの登りにはいる。
ゴールまで1.8km地点で、イバン・ソーサがアタック!
最初に追走に入ったのはリベルコ・ウラン(EF Education First)。バルベルデは20mのギャップを埋めて二人に追いつく。
最後は、イバン・ソーサがアレハンドロ・バルベルデとリベルコ・ウランを引き離してゴール!
総合順位で、イバン・ソーサが8秒差の2位に浮上。ヤングライダー賞をチームメイトのエディ・ダンバーから引き継いだ。
1 | Valverde Alejandro | Movistar Team | 14:28:45 |
2 | Sosa Iván Ramiro | Team INEOS | 0:08 |
3 | Urán Rigoberto | EF Education First | 0:17 |
4 | Gallopin Tony | AG2R La Mondiale | 0:42 |
総合は、アレハンドロ・バルベルデが守ったが、勝負ではチームイネオスの戦術に負けてしまった。
最終ステージも、チームイネオスは逆転を目指して逃げに誰かを送り込んで欲しい。総合の逆転は難しくてもステージの勝利を目指す展開を期待したい。
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