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デンマークTTチャンピン カスパー・アスグリーンの乗るS​​-Works Shiv Disk

機材情報
Photo: Dan Cavallari
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Specializedは、S-Works Shiv TT Diskを2019年に新しくアップデート。

 

何人かのライダーが、Giro d’Italiaでテストしていたが、ツール・ド・フランスの第2ステージで公式デビューする。

カスパー・アスグリーン (Deceuninck-QuickStep )は、このS-Works Shivで走ってデンマーク国内タイムトライヤルで優勝。

そのアスグリーンの乗るS-Works Shiv TT Diskを紹介。

 

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Specialized S-Works Shiv TT Disk

Photo: Dan Cavallari

カスパー・アスグリーンの Shivは、背の高いライダーのために長いシートポストをつけている。

アスグリーンは身長192cm。75kgと大柄で手足も長い。

 

Photo: Dan Cavallari

空力を得るということは、できるだけ低姿勢というだけではない。

アスグリーンは、安定したエアロポジションになるように、スペーサーをかませている。

通常よりも高いように感じられるが、これはアスグリーンが長身のため。タイムトライヤルのフォームをみると綺麗に身体が折りたたまれている。

 

足が長すぎ!

 

Photo: Dan Cavallari

アスグリーンのDHバーはやや前上がりのセッティングになっている。

 

Photo: Dan Cavallari

3Dで作成されたバットではないみたい。

 

Photo: Dan Cavallari

Photo: Dan Cavallari

Deceuninck-Quick-Stepは、SpecializedのRiding For Focusのディスクホイールを使用する。

 

Photo: Dan Cavallari

最近は、ショートサドルをタイムトライヤルでは使う選手が多い中、アスグリーンは通常のサドルを使っている。

しかも、サドルはシートレールの後方にセットされている。

 

Photo: Dan Cavallari

ツール・ド・フランスが始まる前日、クイックステップのライダーはブリュッセル郊外でトレーニング用のテールライトつけて走っていた。

 

Photo: Dan Cavallari

ディスクホイールでタイヤを膨らませるのは簡単ではないが、このRovalホイールのやや広めの開口部ならば大丈夫そうだ。

 

Photo: Dan Cavallari

CeramicSpeed UFOチェーンを使用。チェーンに白いワックス状の粉が見られる。

 

Photo: Dan Cavallari

アスグリーンは、58-46チェーンリングコンボ。リアは11-28のカセット。

平坦基調のタイムトライヤルでは各選手フロントは58が多い。平均時速55キロを超えてくるのでこれくらいのギアが必要。

第2ステージを見ていると、トップで走っているライダーは見られなかったが、接写してくれる場面が少なかったので良く見えなかったですね。

 

Photo: Dan Cavallari

チェーン処理の白い粉が多く残っているのが見える。

 

ディスクブレーキを装備。TTバイクでも主流になっていくんでしょうか?

タイヤ交換のわずかなタイムを気にするチームイネオスはリムブレーキを使い続けている。

 

アスグリーンは、レース前のトレーニング中では、Specialized Turbo Cottonタイムトライアルタイヤを使用していた。 700x26cでクリンチャー。

 

Photo: Dan Cavallari

正面から見ても抵抗を受ける部分が限られている。

S-Works Shiの場合には、フレームの形状も変えて500gの軽量化もされているので、更に速く走れるでしょう。

ツール・ド・フランス第2ステージではチームイネオスとは僅差でした。

個人タイムトライヤルの走りも期待したい。

 

カスパー・アスグリーンはデンマークの国内タイムトライヤルチャンピンを獲得している。

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