Factor bikeは今シーズンIsrael – Premier Techとのバイクスポンサー契約を延長していた。
だが、Factor Bikesは、Israel–Premier Techとのスポンサー契約を打ち切ったことが明らかになった。
Factor撤退の背景
Factor terminates bike contract with Israel-Premier Tech after year of protests, as reports suggest Scott set to sponsor rebranded teamhttps://t.co/v7XRVfHspF #cycling
— road.cc (@roadcc) November 20, 2025
契約延長してから9月に入り、Factorはすぐにチーム名変更などをIsrael – Premier Techに要求していた。
結果的に、チーム名変更、国籍変更となるのだけど、同チームが今シーズンを通じて直面した、イスラエルのガザ紛争に関連する抗議活動が大きく影響したのは間違いない。
あまりにもイメージが悪いし、チームのレース参加は一部の活動家からスポーツウォッシング（スポーツを利用したイメージ回復活動）と非難されていた。
共同スポンサーだったPremier Techは、すでに撤退を発表し、今後はフランスのチームであるSt Michel – Preference Home – Auber93のスポンサーとなることが決まっている。
後任はScottか?
Factorの撤退によりバイクサプライヤー不在となったチームのバイクスポンサーをつとめるのは、スイスのバイクブランドであるScott Bikesだと報じられている。
Scottは、Q36.5 Pro Cycling TeamがPinarelloと提携したことによりワールドツアーレベルのチームを失っていたため、今回の提携は双方にとって良いタイミングとなる。
ただ、名前を変えただけでオーナーは残っており、日常業務に手を出さないといっても変わらないと、カナリア諸島は2026 ブエルタの開催地から撤退している。
結局オーナーが変わらないと完全にチームが変わったとはみなされないのかもしれない。ただ、そうなるとチーム自体存続も難しいだろう。シルヴァン・アダムスは、自転車大好きで、何度もマスターカテゴリーで優勝しているほどだ。
億万長者でもあるし、自分が関わらないのならば意味がないと思ってしまうかもしれない。
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