今週重大な発表をすると言っていたナイロ・キンタナ。
多くのメディアは引退かと言っていたが、キンタナの発言は違った。父親は、もう止めても良いのではとメディアに発言していたのだけど。
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引退宣言をしてほしい。これは、ナイロ・キンタナの父親がボゴタで記者会見を開き言った言葉だ。
だが、ナイロ・キンタナは、別れの言葉とはまったく違う道を歩んでいた…。
飛行機の都合で30分以上遅れたが、ナイロは出席したメディアに対して、エネルギッシュでやや高めのトーンでスピーチを始め、誰もが予想していなかったこと、つまりプロ自転車競技を続ける意志を正確に表明した。
今日、私は、継続するために非常に良い状態にあることをお伝えしたいのですが、私が乗っている希薄な雰囲気は否定できない。
ここ数ヶ月の出来事により、私はあきらめずに続けている。雨にも寒さにも暑さにも慣れているし、いつも立ち上がってペダルを踏み続けている。私は正直なライダーで、160回以上の薬物検査でも常に正直であった。
私のキャリアでは、これまで何の問題もない。2009年からプロになったので、ルールに従い、フェアプレーを尊重し、敬意を払ってきた。まだチームがないのは事実だが、私はロードでベストを尽くすことができるサイクリストだ。
そうやって、ナイロは自分の置かれた状況を長引かせる。MPCC(信頼できる自転車競技のための運動)に加盟するチームやUCI、A.S.O.などのオーガナイザーは、彼に背を向けている。
キンタナは、UCI(国際自転車競技連合)では禁止されているが、当時の世界アンチ・ドーピング機構では禁止されていない鎮痛剤、トラマドールの陽性反応が出て、ツールで失格となっている。
彼はスポーツ仲裁裁判所に訴えたが、同裁判所は制裁を支持した。
安心できる環境が欲しい。私の興味は、世界中のビッグレースで自国の国旗を掲げ続けることだ。
若い世代への刺激にもなるはずだ。今のところ、私はコロンビア自転車競技の歴史にもっと多くのタイトルを刻みたい。
キンタナは、キャリアを継続するために、まもなくマネージャーとヨーロッパに行く。果たして、ナイロ・キンタナを受け入れるチームはあるだろうか。
続けたいのならば、ミゲルアンヘル・ロペスと同じように、Team Medellin – EPMに加入して移籍の道を探るという道もあるはずだけど。
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