Groupama-FDJがツール・ド・フランスのメンバー8人を発表。
総合はタヴィ・ゴデュが狙い、スプリントはアルノー・デマールが狙うメンバー構成だ。
アルノー・デマールがツールに参戦するのは、2018年以来3年振り。デマールがツールに出られるのは、ティボー・ピノがいないからだ。
8人のメンバー
Notre équipe pour le Tour de France 2021
└📂 #TDF21
└🇫🇷 Bruno Armirail
└🇫🇷 Arnaud Démare
└🇫🇷 David Gaudu
└🇮🇹 Jacopo Guarnieri
└🇱🇹 Ignatas Konovalovas
└🇨🇭 Stefan Küng
└🇫🇷 Valentin Madouas
└🇦🇺 Miles Scotson pic.twitter.com/INsVQ5bMat— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) June 18, 2021
- ブルーノ・アルミライル
- アルノー・デマール
- ダヴィ・ゴデュ
- ジャコポ・グアルニエーリ
- イグナタス・コノヴァロヴァス
- シュテファン・キュング
- ヴァランタン・マチュアス
- マイルズ・スコットソン
ティボー・ピノは、2019ツール・ド・フランスで総合5位にいながら、膝のケガのために失意のリタイヤ。
2020 クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合2位となり、ツールに乗り込んだのに第1ステージから落車。
一説によると、無理をして2020ツールの後に、ブエルタも強硬出場したことが悪化させた原因だとも言われている。
結局、ティボー・ピノは今年ツアー・オブ・アルプスを総合60位で終えてからは、レースに出場もしていない。
フランス国民の期待を背負っていたティボー・ピノが抜けたことは、Groupama-FDJの戦略変更を余儀なくされる。
エースは、2019ツールでティボー・ピノを助けて総合13位となったダヴィ・ゴジュ。2020年のブエルタでは、山岳で2勝をあげ最終的に8位でゴール。
ダヴィ・ゴジュは24歳だが、確実に力をつけてきている。彼より若い選手が一気に爆発して成績をあげているのを見ているが、全く気にしないという。自分には自分の成長のペースがあるからだ。
今年のツールでも一気に上位とはいかないかもしれないが、山岳では生きの良いアタックを見せてくれるはずだ。
ダヴィ・ゴジュの山岳アシストは、ツール・ド・アルプスで総合7位となったヴァランタン・マチュアスがつとめる。
アルノー・デマールは何勝する?
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3年振りにツール出場するアルノー・デマールは、これまでジロに焦点を当てていた。昨年のジロではステージ4勝に、ボイント賞ジャージも獲得。
ツール・ド・フランスでも2017、2018年と2勝しており、29歳と脂が乗った状態でツールにカムバックとなる。
ツールで狙うは、ステージ勝利だけでなくグリーンジャージも視野に入っているだろう。ライバルは、サガン、サム・ベネット、カレブ・ユアンとなる。
Groupama-FDJのスプリントトレインも何気に強力で、ゴール前でこのチームの姿を見ないことがない。
ジャコポ・グアルニエーリ、イグナタス・コノヴァロヴァス、マイルズ・スコットソン、シュテファン・キュングがトレインを組む。
シュテファン・キュングが最初にリードアウトすれば、Groupama-FDJが主導権を握ってスプリントトレインをゴールまで進めることも可能だろう。
アルノー・デマールがツールで何勝をあげるのかも注目しておきたい。
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