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なんと、Groupama – FDJは、ティボー・ピノをジロ・デ・イタリアに連れていかない!

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com
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100%の状態でなければジロ・デ・イタリアにはいかないといっていたGroupama – FDJのティボー・ピノ。

ティボー・ピノは、現在ツアー・オブ・アルプスを走っているが第4ステージを終了した時点で総合72位。

全くもって精彩を欠いている。どうやら背中の問題は解決していないようだ。

 

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長引く背中のケガ

 
 
 
 
 
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ツアー・オブ・アルプスでは総合で23分遅れており、ジロ・デ・イタリアを目指すライダーとしては改善されていないと言わざるを得ない。

ジロ・デ・イタリアは、今年のティボー・ピノの主な目標だったが、長引く背中のケガにより、Groupama – FDJは計画を練り直さないといけなくなった。

すでに、ティボー・ピノの名前はジロのリストから消えている。予定レースもない。

 

ティボー・ピノの不運は、全て2020年ツール・ド・フランス第1ステージの落車から始まっている。

 

当然、ツールでは思うような走りは出来ず、続くブエルタでも後遺症のために第3ステージでリタイヤしてしまった。

11月下旬に病院のスキャンの結果、以前の血種によって隠されていた仙骨と骨盤の小さな亀裂が明らかになる。

この時に、注射で糖質コルチコイドを打っている。あくまで治療のためだ。

 

糖質コルチコイドとは

副腎皮質ホルモンの一つであり、タンパク質を糖化(糖に変換(脱アミノ基))して、血糖量を上昇させる。 また、グルカゴン、アドレナリンに対する許容作用がある。
引用 ウィッキペディア

腫れや痛みもとれるので軟膏などにも入っており、うっかりドーピングとなることもある。

ティボー・ピノは様々な治療の甲斐もなく、未だに回復できていない。

2019ツール・ド・フランスでは総合5位にいながら、膝のケガのためにリタイヤ。2020 クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合2位となり、ツールに乗り込んだのに第1ステージから落車。

続くブエルタもリタイヤで全く良い状態に戻れていない。

今後、どうなるかはわからないが、シーズン後半のブエルタくらいでは元気な姿を見せて貰いたいものだ。

 

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