4月22日は、トレーニング中にスマホを見ていた運転手にはねられて死亡したミケーレ・スカルポーニの亡くった日として知られている。
スカルポーニの死から4年後、元アスタナのチームメイトであったペリョ・ビルバオ(Bahrain – Victorious)は第4ステージで凄まじい下りのスピードによって勝利を得た。
勝利をミケーレ・スカルポーニに奉げるためにリスクを冒して下ったのだ。
特別な日
この投稿をInstagramで見る
ペリョ・ビルバオは、下り出す前にはサイモン・イェーツ、アレクサンドル・ウラソフ、ダン・マーティンよりも後ろだった。
かなり登りでは遅れていたはずだったが、下り出してからのスピードは凄まじかった。
これらの降下は毎日行うべきではない。毎日これらのリスクを冒すことは不可能だが、今日は特別な日だった。
この勝利をミケーレ・スカルポーニに捧げたかったので、全力でくだった。
自分にとって完璧なフィニッシュだと思っている。また、トップで数秒を失ったことで、フロントグループに戻ることができると確信した。
ペリョ・ビルバオの鬼気迫る走りには、絶対に勝ってやるという強い意志があった訳だ。
ビルバオは、2018年にもツアー・オブ・アルプス第1ステージでミケーレ・スカルポーニに勝利を奉げている。この時には、天を指さしていた。
これは、ミケーレ・スカルポーニが、亡くなる前の2017ツアー・オブ・アルプス第1ステージで勝利したことの複製だ。
ペリョ・ビルバオにとっては、どうしても勝ちたい日で2度目の勝利もミケーレ・スカルポーニに奉げている。
ミケーレ・スカルポーニとフランキー
ミケーレ・スカルポーニは陽気な人でトレーニングではインコのフランキーと一緒に走っていたことで有名だ。
…🐥🦆🦅🦇🦉🐧🐔🙈🐒🦄un emoticon per il mio amico Frankje?😘😉 pic.twitter.com/y3614iGFSV
— Michele Scarponi (@MicheleScarponi) March 24, 2017
コンゴインコのフランキーは、ミケーレ・スカルポーニがトレーニングで通っている道で待っている。
ミケーレ・スカルポーニが亡くなった後も、ずっと3年間待っていたそうだ。最近はアントニオ・ニバリ(Trek – Segafredo)の背中に乗っているみたい。
この投稿をInstagramで見る
フランキーはよほどサイクリストが好きなようだ。
コメント