日本でも走っていたUnibet Tietema Rocketsのジョバンニ・カルボーニが解雇

2025.12.15

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2025年にJCL Team UKYOからTDT – Unibet Cycling Teamに加入していたジョバンニ・カルボーニ。

そのジョバンニ・カルボーニが12月13日付で解雇となっている。

出場停止後に解雇

📄 Team statement concerning Giovanni Carboni. pic.twitter.com/OUXzU1Tt5a

— Unibet Rose Rockets (@rockets_cycling) December 13, 2025

国際自転車競技連合（UCI）は、9月にジョバンニ・カルボーニが、 2024年の選手生体パスポートに説明のつかない異常があったため、UCIアンチ・ドーピング規則に従って暫定的に出場停止処分を受けたと発表していた。

生体パスポートとは

生体パスポートまたはバイオロジカル・パスポート（英: Biological passport）とは、スポーツ選手の一定期間における生物学的マーカーを記録し、これを照合することでドーピングを検知するドーピング検査手法である^[1]。

従来の手法では、検査に際して体内から禁止物質が検出されるか否かで判断がなされていたが、生体パスポートでは継続的な観察により、通常であれば生理学的にありえない（例えば禁止薬物を用いたような）体質の変化から、ドーピングを検知する。

チームはすぐに出場停止処分としていた。これを受けての今回のUnibet Tietema Rocketsの発表となった。

Unibet Tietema Rocketsの投稿

慎重に検討した結果、ジョバンニ・カルボーニとの提携を早期に終了することを決定しました。

この決定は、2025年9月11日にUCIから受領した、調査中の事実に基づき、同選手が2025年1月1日にチームに合流する前に発令された暫定出場停止処分に関する通知を受けたものです。

この情報を受け、同選手との協議を開始しました。UCIの手続きに関する無罪推定の原則を尊重しつつ、内部調査の結果、同選手の透明性と誠実性の義務違反が確認されました。

この決定はUCIの懲戒手続きとは無関係ですが、私たちの価値観とMPCCメンバーとしての立場に基づき、誠実性、透明性、そしてオープンなコミュニケーションへの揺るぎないコミットメントを強調するものです。