ニュージーランド選手権タイムトライヤルでは、1秒差で2位となってしまったジョージ・ベネット(Team Jumbo-Visma)。
ロードでは是非、優勝を狙いたいところだ。
ニュージーランド選手権は、ニュージーランドサイクリングフェスティバルのメインイベントでもあり、多くのサイクルファンの注目のまとだった。
ニュージーランド選手権ロード
昨年のニュージーランド選手権では、ジョージ・ベネットはラスト60kmから独走していた。もう、勝てると思っていたんでしょうね。
だけど、シェーン・アーチボルトに逆転されてしまっている。
今年は、その反省からか小さな集団は作るが、一気には抜け出さない。だが、何度も揺さぶりをかけて集団を小さくしていく。
途中では3人で抜け出していたが、また6人の集団に戻っている。
ジョージ・ベネットがアタックをかけ始めたのはラスト20kmを切ってから。登りでアタックをかけて抜け出した。
こうなると、後ろから追ってこれる選手はいない。独走した距離は8km。
ニュージーランド選手権はヘリコプターの映像と、あとはモトバイクの映像がたより。何故か、アナウンサー席ばかりが映されるのは昨年と一緒だ。
ジョージ・ベネットは後ろを振り返りながら悠々とゴール。後続には、2分近い差をつけていた。最後は、どこがゴールラインかわからなかったけど。
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これでジョージ・ベネットはTT2位にロードでは優勝と最高の成績で、欧州に戻ることになる。
驚くべきことに、ジョージ・ベネットがニュージーランドチャンピオンになるのはこれが初めて。2020年と2013年に2位になっているが、10年間待ち焦がれた王座だった。
ベネットは、欧州に戻って、まずは3月7日からのパリ~ニース。3月22日ボルタ・ア・カタルーニャを経て、ジロ・デ・イタリアではリーダーとして参戦する。
リザルト
Rnk | Rider | Team | UCI | Pnt | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | BENNETT George | Team Jumbo-Visma | 100 | 15 | 4:15:17 |
2 | STEWART Mark | Ribble Weldtite Pro Cycling | 75 | 10 | 1:48 |
3 | TORCKLER Michael | 60 | 7 | 1:49 |
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