ニュージーランド選手権で初優勝したジョージ・ベネットは1年間チャンピオンジャージを着用してレースをすることが出来る。はずだった。
ジョージ・ベネットはニュージーランド選手権に初出場から10年目にしてようやく王者となったのに、新しいチャンピオンジャージが着れないという状態になっている。
ニュージーランドサイクリング協会が
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— Richard Plugge (@RichardPlugge) February 24, 2021
このデザインには、ジョージ・ベネットの奥さんも関わっている。彼女の奥さんケイトリン・フィールダー(CAITLIN FIELDER)はシューズカスタムペイントをする仕事を請け負っている。
以前紹介したが、多くのプロライダーがカスタムペイントされたシューズを履いている。つまりデザインはお手の物なのだ。
ジョージ・ベネットは
AGUとチームはこの素晴らしいジャージを制作した。一番かっこいいジャージだよね。それからケイトリンはいくつかの小さなタッチをデザインしてくれた。
みんな興奮していた。BikeNZにメールを送り、「やあみんな、これが今年着るジャージであることを示すことを本当に誇りに思います」と送ったんだ。
だけど、BikeNZは「いや」のようだ。
それはとても素敵な服で、ニュージーランドへの賛辞であり、オールブラックスを表し、ユンボ・ヴィズマとの明確なつながりもあった。
ベネットが言うには、ニュージーランドサイクリング協会がダメだと判断したという。
通常全国連盟にジャージのデザインを送って判断して貰う。
ニュージーランドサイクリング協会は、白黒でナショナルジャージと混同されるからダメとだと言うのだ。
ニュージーランドチャンピオンジャージは
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ちなみに、昨年優勝のシェーン・アーチボルト(Deceuninck-Quick Step)のジャージは上記のような感じ。
この時、ジョージ・ベネットは独走していたけれど、捕まってしまって2位となっている。
よくみると、同じようなデザインなんだけど、なんでダメなんでしょうねえ~。
UCIに先に報告しておいて、後から連盟に報告していれば、拒否されることはなかったかもしれないとジョージ・ベネットは言っている。
結局デザインは、変わるかもしれないけれど、それほどおかしなデザインであるようには見えないのだけど。
実際に、ジョージ・ベネットがバリ~ニースで着用するナショナルチャンピオンジャージを注目して見てみることにしよう。
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