2025 ティレーノ〜アドリアティコ第2ステージ スプリントの勝者は?

2024 ティレーノ〜アドリアティコ第1ステージでは、フィリッポ・ガンナはフアン・アユソーに1秒差でタイムトライヤルに負けている。

 

今回は見事にリベンジしてみせた。第2ステージはスプリンターステージなので、フィリッポ・ガンナのリーダージャージはキープされるはず。

 

第2ステージ　カマイオーレ～フォッローニカ　189 km

 

典型的なスプリンターステージ。

 

1. スプリントポイント　Casino di Terra
2. 山岳ポイント　Canneto (4.1 km・3.8%)
3. 残り1周

 

スタート

ニュートラルスタート。

 

 

オフィシャルスタートから、VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのマヌエーレ・タロッチがアタック。

 

全く誰も反応しない。

 

残り125kmで4分4秒差。

 

Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプールは集団後方。

 

マチュー・ファンデルプールは、特別カラーのCanyon Aeroad CFRに乗っている。

 

マグナス・コルトニールセンは、走りながらシューズカバーを脱いでいる。しかし、このシューズはなんだ?

アダム・ハンセンが作っていたカスタムシューズに似ている。

 

Alpecin-Deceuninckのヨハン・プリースパイタースンはポイント賞ジャージ。

 

Team Jayco AlUlaのエディ・ダンバーがパンク。

 

残り95.7km。タイム差は2分25秒。ずっと向かい風なのはきつい。

 

スプリントポイント　Casino di Terra

マヌエーレ・タロッチが通過。

 

集団トップはジョナサン・ミラン。

1. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　5ポイント・3秒
2. ジョナサン・ミラン　Lidl – Trek　3ポイント・2秒
3. フアン・アユソー　UAE Team Emirates – XRG　2ポイント・1秒
4. ロジャー・アドリア　Red Bull – BORA – hansgrohe　1ポイント

 

集団からTeam Polti VisitMaltaの二人がアタック。山岳賞狙いだ。

1. アンドレア・ピエトロボン Team Polti VisitMalta
2. ダヴィテ・バイス　Team Polti VisitMalta

 

ダヴィテ・バイスは2023 ジロ・デ・イタリア第7ステージで勝利している。

 

マヌエーレ・タロッチは、あっという間に追いつかれてしまった。

 

山岳ポイント　Canneto (4.1 km・3.8%)

ダヴィテ・バイスがアタックして揺さぶりをかける。

 

しかし、これは決まらない。

 

ダヴィテ・バイスがアタック。

 

これは決まった。

 

ダヴィテ・バイスがトップ通過。

 

マヌエーレ・タロッチは3位に。

1. ダヴィテ・バイス　Team Polti VisitMalta　5ポイント
2. アンドレア・ピエトロボン Team Polti VisitMalta　3ポイント
3. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　2ポイント
4. ステフェン・クライスヴァク　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

残り52.9kmで32秒差。

 

集団が迫る。

 

3人は残り38.2kmで捕まる。

 

落車だ。ダヴィ・ゴデュは、そのままリタイヤしてしまう。

•  ヤン・マース (Cofidis)
•  ヴァランタン・マデュアス (Groupama – FDJ)
•  ダヴィ・ゴデュ (Groupama – FDJ)
•  カミエル・ボンヌ (Intermarché – Wanty)
•  ペパイン・ラインデリンク (Soudal Quick-Step)

 

残り1周

残り18km。

 

フィリッポ・ガンナのリーダージャージは、このままゴールならばキープとなる。

 

残り13.1km。 INEOS Grenadiersがフィリッポ・ガンナを守って集団を引く。

 

またも落車。

 

ディラン・フルーネウェーヘンも落車している。

 

ディラン・フルーネウェーヘンはパンツが破れている。

 

残り6.9km。

 

残り5kmのゲートをくぐる。

 

ディラン・フルーネウェーヘンが集団復帰。

 

残り3.9kmに。

 

残り2.6km。

 

残り1.8km。Soudal – Quick Stepが先頭に。

 

残り1.2km。Lidl – Trekが先頭。

 

シモーネ・コンソンニの完璧なリードアウトから発射されたジョナサン・ミランが猛烈なスピードでゴールに向かう。

 

追いすがるのはTudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイラルド。

 

かなりの距離をジョナサン・ミランがもがききった。

 

ジョナサン・ミランが余裕の勝利だ。はやくも今シーズンの5勝目をあげた。

2位は、Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイラルド。いつものアーヴィッド・デクレインのリードアウトだが、彼がいないのでチームのスプリンターとして走っている。

 

リザルト

優勝したLidl – Trekのジョナサン・ミラン

最後の1kmを忘れていなかった。 だから去年の経験を生かすことができた。 チームメイトたちは、スプリントに向けて完璧に仕掛けてくれた。 リードアウトは本当に計画通り、希望通りだった。 だから彼らに感謝しなければならない。彼らをとても誇りに思う。

フィナーレは信じられないほど混沌としていたけれど、僕たちは常に良いポジションで走り、力を温存することができた。 まずはこの勝利を楽しもう。

 

2位　Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイラルド

ミランがここで勝ったのを見れば、彼は今のところ無敵だ。 チームの今日の走りにも満足している。 アーヴィッド・デクレインの後任としてここで2位になれたことは、とてもうれしいよ。

もちろん、アーヴィッド・デクレインがいないのは寂しい。 ライダーとしてだけでなく、人間としてもね。 彼がすぐに戻ってくることを願っている。 しかし、それまではいつも通りだ。

だから、その中でベストを尽くすことが重要であり、私たちはそれでうまくいっている。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞