東京オリンピック女子ロードレースで0kmから逃げ続けてトップを奪ったアナ・キーゼンホファー。
これは無線が使われないオリンピックでのレースの戦いで起こった大金星でもあった。
大学のトライアスロンクラブ出身で、2017年だけLotto Soudalに所属。だが、プロ生活は彼女に合わなかった。
ケンブリッジ大学を卒業してから 4 年後、2016 年にカタルーニャ大学で数学の博士号を取得して卒業。
その後、彼女はローザンヌ大学で博士研究員として働いているフルタイムワーカーだ。
Soltec Teamのエースに
One year ago – still goosebumps watching the last meters… #Tokyo2020 https://t.co/l9QuKFBR4D
— Anna Kiesenhofer (@AnnaKiesenhofer) July 25, 2022
アナ・キーゼンホファーは、プロではないけどスポンサーは各社ついている。
今回は、8月1日からUCIプロチーム、Soltec Teamでエースとして走ることが決定している。
東京オリンピック以降の成績は、
- 2021欧州タイムトライヤル 7位
- 2021世界選手権タイム差ライヤル 17位
- 2021 Chrono des Nations WE (1.1) 2位
- 2022 オーストリア選手権TT 2位
- 2022 オーストリア選手権ロード 2位
今シーズンはオーストリア選手権しか走ってないのだけど、これでブエルタ出場とは大抜擢と言って良いだろう。
ただ、アナ・キーゼンホファーは、9月7日から9月11日までの間のブエルタだけレースを行う。その後は、またオーストリアのチーム(Cookina Grazに戻るとツイートしている。
完全に、ゲストライダーだ。それでも、フルタイムワーカーがブエルタに出場するというのは凄いことだろう。
どんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。普段は、ScottAddictに乗っているけど、ブエルタではチーム支給のバイクに乗るでしょうね。
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