プリモシュ・ログリッチは、スロベニアロード選手権でダディ・ボカチャルをくだし、初のスロベニアチャンピオンとなった。
ロードに続いて、TTも優勝かと思われたがこれは2位。TT得意のログリッチェを破るポガチャルも凄いけど。
その、プリモシュ・ログリッチがasコロンビアのインタビューでツール・ド・フランスでのナイロ・キンタナについて語っている。
ツール・ド・フランスは素晴らしい挑戦となる
インタビューは電話でおこなわれ公開されている。とても長いので面白そうな部分だけ抜きだして紹介。
ログリッチェは7月28日スタートのブエルタ・ブルゴスからレースを再開するが、ツール・ド・フランスに向けての状況やチームについて広範なインタビューに答えている。
今年のツール・ド・フランスのルートはどうでしょうか?
いつものようにやりがいがあると思う。特にステージ1、2からのスタートは難易度が高いので、いつもとはちょっと違ったものになるが、ステージ2はいいチャレンジになると思う。
最後のステージはタイムトライアルのみですが、どちらかというと山岳トレーニングに力を入れていたのでしょうか?
確かに、タイムトライアルでは、最後に非常に難しい登りがあるので、非常に重要になってくるだろう。あまり気にしていないし、いいステージだし、山に乗るのも好きだから問題ないだろう。
チームは、タイムトライアルの特別なスーツのトレーニングを行いましたが、この作業に参加しましたか?
いや、見逃してしまった。私はそこにいなかったが、今、チームは技術と技術革新のすべての種類を持っている。新しいスーツと特殊なシューズで練習するのはいいね。みんながベストを尽くしてくれているのを見るのはいいことだ。
トム・デュムラン、ステフェン・クライスヴァイクと一緒にツールに参加しますが、大きなラップでトップを共有することについてはどう思いますか?
チームとして強くなったからいいことだよ。この3人は本当にツールのリーダーとしての能力が高いと思う。
結局何をするかというと、チームとして目標を達成するためのトレーニングであり、そのためのトレーニングをしていく。私は彼らと一緒にトレーニングをしてきたが、すべてがうまくいっている。
チームのリーダーになるのかな?
最強のライダーがリーダーになる。そう願っているが、うまくいけばそれが事実になるだろう。
エガン・ベルナルをどう思いますか?
彼は昨年のツール・ド・フランスの優勝者であり、それは彼がチャンピオンであることを意味し、今年は非常に強い選手であることは間違いない。この間、彼の練習を見てないし。
エガン・ベルナルは あなたが主なライバルだと言ってたけど どう思う?
それはありがたい。しかし、それは単なる願いであり、うまくいけばそれが実現する。私がツールのトップに立つことができることを望んでいる。
イネオスとユンボ・ヴィズマの戦いはどのようなものになると思いますか?
私たちはしばらく待たなければならない。過去にツールで優勝したことはない。
イネオスは多くを勝ち取っており、それは私達にプレッシャーを与える。チームはうまくいくと思うので、最善を尽くす必要がある。
フルームがイネオスを去る決断をどう思いますか?
私は彼の決定を尊重する。多くのことを言うことはできないが、彼は間違いなくこの世代のサイクリングのチャンピオンの1人だ。
彼は可能な限り最高のレベルに戻るために必要なことを行うと確信しています。大丈夫でしょう。
ナイロ・キンタナが他のチームに行く決心をどう思いますか?
シーズンの初めに彼はいくつかの非常に良いレースと素晴らしい勝利を収めたので、それは良い決断だったと思う。
しかし、ねえ、私たちはこの新しいカレンダーで私たち一人一人のリターンがどのようなものになるのかを確認する必要がある。
彼が不利になることはないと思うが、アルケア・サムシックで彼が今年どのように走っているのかをすでに示している。彼は非常に強く、ツールでは彼を止めることは難しいだろう。
プリモシュ・ログリッチでさえ、ナイロ・キンタナがアタックをかけた時には止められないだろうと言っている。走り出したら止まらない、と言った感じか。
だが、アルケア・サムシックのアシストの層が薄いことは明白。
それでもプリモシュ・ログリッチがナイロ・キンタナを驚異に思っているのは間違いない。
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