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Groupama-FDJのエースであるティボー・ピノがツール・ド・フランスに出場しない。その理由とは?

海外情報
Image by PourquoiPas from Pixabay
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フランス人期待の星であるGroupama – FDJのエース、ティボー・ピノが今年のツール・ド・フランスに出場しないことが明らかになった。

2019ツール・ド・フランスでは抜群の走りを見せておきながら、膝の痛みのために涙のリタイヤ。

2020ツールでは、またも落車のために背中を痛めリタイヤしてしまう。

 

続く、ブエルタでは無理をして出場したのか第2ステージで大きく遅れ、第4ステージでリタイヤしている。

 

2021年こそは、雪辱をきしてツールに出場すると思っていた。

何故、ティボー・ピノはツール・ド・フランスに出場しないのだろうか?

 

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ツール不出場の理由

 
 
 
 
 
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ティボー・ピノが2021ツールに出場しない理由は、今年のツールのコース設定にある。理由は簡単だ。山岳が少なくスプリンターステージが8ステージ。

更に、ティボー・ピノが得意でない個人タイムトライヤルも2ステージある。山岳の強みを生かして総合優勝を狙うピノには向いていないコースと言える。

 

もう、ひとつの理由はツールに対するプレッシャー。フランス国民の期待を受け、ステージの朝夕のメディア対応、ジャーナリストからの質問に答えるのが嫌いで面倒だと考えている。

人気があり、実力もあれば国民からの期待も大きい。特にフランス人の総合優勝の機会がなく、長く遠ざかっている。ジャーナリストが彼を追いかけるのも良くわかるのが本人は嫌なのだろう。

また、暑い夏もあまり得意でないようだ。

 

ジロ・デ・イタリアを目指す

 
 
 
 
 
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ジロ・デ・イタリアのコースはまだ発表されていないが、山岳が多く個人TTが少ないことが予想される。2020ジロとは正反対のコースとなるだろう。

ティボー・ピノはジロに出場する。2017ジロでは、総合4位。この時には肺感染症がなければ、表彰台も間違いなかった。

続く、2018ジロでは、またも病気のために最終ステージを走ることなくリタイヤしている。第19ステージまで総合3位だっただけに勿体ない。

 

ツールとはプレッシャーも違い、山岳も厳しく自分向きのコースが多いことでティボー・ピノはジロを好んでいる。

すでに、ジロ・デ・イタリアに向けて気持ちも向かっている。

ではツール・ド・フランスは誰がメンバーとなるのか?

 

ツールのエースは

 
 
 
 
 
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2021ツール・ド・フランスはスプリンターステージが8ステージ。当然、2020ジロ・デ・イタリアのポイント賞を獲得したアルノー・デマールが出場する。

ジロで敵なしの4勝をあげたのだから当然だろう。ポイント賞争いに挑むことになる。2018年のツール以来の出場となり、一流スプリンターとの対決が期待される。

 

 
 
 
 
 
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そして、総合ではダヴィ・ゴジュが狙う。若きエースと言っても良いだろう。2020ブエルタではピノがリタイヤしたあとにエースを任され、見事に総合8位を勝ち取った。

今シーズンは、ティボー・ピノがツールに出場しないので総合を狙うことが出来る。24歳と若く、これからのことを考えると、このチャンスは大きなものとなる。

チームとして、ピノの後のエースとして期待できる機用となるはずだ。

ティボー・ピノがツールに出場しないことで、アルノー・デマールとダヴィ・ゴジュにとってはチャンスのツールとなる。

 

 

 

 

 

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