シーズン後半にかけて更に好調を維持しているエリア・ヴィヴィアーニ(Deceuninck-Quick Step)。
移籍も無事に発表されて来シーズンに向けて走り続けている。
Prudential RideLondon-Surrey Classic (1.UWT)に続いてヨーロッパ選手権のタイトルも獲得した。
そんな現在、絶好調のエリア・ヴィヴィアーニですが、なんと世界選手権ロードには出ないという。
イタリア代表として乗り込むのかと思ってましたけどねえ~。
シーズン後半は好調
What a day! I’m super happy with this victory and can be the new European champion! A result that would have been impossible without my teammates who were fantastic! dedicate this victory to Bjorg. It has been a really difficult week for cycling and this goes to him. 📸 Bettini pic.twitter.com/bA73a4qLXg
— Elia Viviani (@eliaviviani) 2019年8月11日
30歳の彼は、4月にイタリアのチームメイトとコースの下見もしているのに?
ヨーロッパ選手権ロードレースで、ヴィヴィアーニはお気に入りの一人でしたが、予想外の方法で勝利を収めた。
イタリアはスプリントで決着するのではなくて逃げを選択。
ヴィヴィアーニは、
- ドイツのパスカルアッカーマン(BORA – hansgrohe )
- ベルギーのイヴ・ランパールト( Deceuninck – Quick Step)
と並んで、プロトンの前を走った。
ランパールトがラスト3 kmで攻撃。ヴィヴィアーニはアッカーマンを置き去りにしてイヴ・ランパールトと合流。
最後は、エリア・ヴィヴィアーニの貫禄勝ち。
1週間前のRideLondon-Surreyの勝利と並んで、ヴィヴィアーニはツール・ド・フランスを終えてから足の調子が良かったと語っていた。
最終目標は東京オリンピック!
500 days to TOKYO 2020 🔜👊🏻 pic.twitter.com/isCit7XNVN
— Elia Viviani (@eliaviviani) 2019年3月12日
それには、これまでのシーズンの積み重ねがあった。
エリア・ヴィヴィアーニは72日間のレースで約12,000キロも走っている。
ヨークシャーはトラックに重点を置きたいので、あまりにも遠いステップだと言うのだ。
ヴィヴィアーニはラ・ガゼッタ・デッロ・スポーツにこう語った。
「私はスーパーマンじゃない。「私はしたいのですが、できません」というようなものだ。
物理的に最高の状態でそこに着くことができると考えるのは愚かでしょう」
Omnium 2: gestita male la Tempo Race, 8o alla fine ma niente è perduto, ci sta! pic.twitter.com/0yDORkPe6w
— Elia Viviani (@eliaviviani) 2018年12月16日
つまり、ヴィヴィアーニのシーズン後半はトラックのための調整レースとなる。
これらは、トラックの準備をするためのロードレース。
ヴィヴィアーニは、10月にヨーロッパトラックチャンピオンシップ、そして11月にベラルーシのワールドカップでレースする予定となっている。
「ハンブルグとプルアエまで続けていきます。再び勝利を目指します。
その後、10月と11月に、ヨーロッパトラックチャンピオンシップと、東京2020に向けたワールドカップの第1ラウンドを開催します」
とヴィヴィアーニは語った。
Omnium 1: Partenza perfetta con la vittoria dello Scratch 🤠
— Elia Viviani (@eliaviviani) 2018年12月16日
Photo: @swpixtweets pic.twitter.com/v2NC5b6u7r
ヴィヴィアーニによると、ヨークシャーのイタリアのロードチームのリーダーはマッテオ・トレンティンだという。
マッテオ・トレンティンは、ヨーロッパ選手権ではヴィヴィアーニのために集団を引きまくって勝利に貢献した。
トレンティンの走りで集団は分裂して多くのライダーがDNFになるほどだった。
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