ヨーロッパ選手権男子エリートロードはイタリア代表のエリア・ヴィヴィアーニが3人の逃げからスプリントで勝利。
しかし、最後の3人になった時点で勝負は決まっていたような~。
ストリーミングで見ていたので、大事な部分だけ書いておきます。
最後にフルではないですがライブ動画があるので、詳しくはそちらで見るとわかりやすいです。
コースはほぼフラット
スタートして郊外の田園地帯を45km走り、最後は11.5kmの周回コースを11周。
コースマップの下に高低差のプロフィールがあるけれどもほぼフラット。
オランダの田園地帯の大周回は、横風分断で一気に集団が分裂。風車で有名なオランダは風が強過ぎ!
最後の小周回に入る前には、かなり人数を減らして到着。
そこから、イギリスのマッテオ・トレンティンが先頭に立って集団をフルイにかける。
最後の決定的な3人の逃げが出来たのは、ラスト25km。
下の動画では41分当たりの部分。前の小集団からアタックではなくてスルスルと間があいた感じ。
カーブを終えてパスカル・アッカーマンがボトルを受け取る。
後ろを見たら開いていたので踏み込んで三人になった。
逃げたのは
- エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)
- パスカル・アッカーマン(ドイツ)
- イヴ・ランパールト(ベルギー)
ヴィヴィアーニとイヴ・ランバールトはDeceuninck – Quick Stepのチームメイト。
エリア・ヴィヴィアーニとパスカル・アッカーマンはスプリンターなので3人で逃げたのでは、イヴ・ランパールトに勝ち目なし。
3人は、順調にタイム差を広げていく。
エリア・ヴィヴィアーニも積極的に前をひく。
3人の逃げは強力で、後ろのノルウェーやオランダが一生懸命に走っても追いつかない!
このまま3人で行くと勝ち目のないイヴ・ランパールトは残り7kmで右からアタック!
(下の動画では1時間10分後半)
パスカル・アッカーマンはつけなかった。
パスカル・アッカーマンの足がないと見たエリア・ヴィヴィアーニがアタック!
見事にパスカル・アッカーマンを置き去りに~。
最後のゴールの部分はこちら。
イヴ・ランパールトがゴール手前500mから前に出されて万事休す。
まあ、世界最高峰のスプリンターと二人で勝負してもかないませんよね。
しかも、チームメイトで先輩だし~。
エリア・ヴィヴィアーニは、1週間前のPrudential RideLondon-Surrey Classic (1.UWT)に続いて2連勝!
3人となった時点で勝負が見えていた感じのレース。
オランダらしく風と石畳のあるコースでフラットコースにもかかわらず集団は分断。
ちなみに、イギリスチームのマーク・カヴェンディシュは2分21秒遅れの31位。
完走出来た選手が42人というサバイバルなレースでした。
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