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サウジツアー第1ステージで勝利したディラン・フルーネウェーヘンのヘルメットが違反となる?

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Photo credit: Sum_of_Marc on Visualhunt.com
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2023サウジツアー第1ステージで、3回もパンクに見舞われながらも優勝したディラン・フルーネウェーヘン(Team Jayco AlUla)。

 

だが、このディラン・フルーネウェーヘンの被っていたヘルメットが物議を醸しだしている。UCIの規定に違反しているのではないかと言うのだ。

 

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ヘルメットの規定違反

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショットより

 

ディラン・フルーネウェーヘンが、スプリントで勝利したときに、彼のエアロヘルメットの前面にある暗い通気孔から反射する光がひときわ目を引いた。

映像でみていても、なんか不自然な感じだったのだけど。

そのヘルメットは、他のチームメイトも着用しているGIANT PURSUITEのエアロヘルメットだと思われる。

しかし、実はこのヘルメット、通気孔の上にアフターマーケットで作られたカバーが装着されているのだ。

このようなカバーを見るのは初めてではない。2011年の世界選手権でスペシャライズドのヘルメットを包んだ透明なプラスチックシェルが、現在のエアロヘルメット誕生のきっかけとなっている。

ただ問題は、わずか数か月後の2012年のツアー・ダウンアンダーで、UCI がその使用を禁止し、Lotto-Belisol チームが土壇場で変更を余儀なくされた事実がある。

 

2023年1月1日から、UCI 技術規則の条項 1.3.031 は次のように述べている。

各ドライバーは次の責任を負う。

  •  デザインや形状が変更されていないか、要素が追加または削除されていないヘルメットのみを使用すること。
  • ヘルメットメーカーが承認したアクセサリーのみを使用可能。
  • ヘルメットに取り外し可能なカバーを追加することは禁止。
  • ヘルメットの素材の組成とその表面仕上げは、いかなる規制の対象にもならない。ただし、ヘルメットへの追加(カバー、テープなど)は認めらない。

 

ディラン・フルーネウェーヘンの場合、カバーでヘルメットの換気口を覆っているのが違反対象となるようだ。

 

Image credit: Dylan Groenewegen/twitterより

 

チームからの説明によると、エアロ的な効果を狙ったものではないと言う。

サウジアラビアのステージ特有の、砂と風のためだと言うのだ。確かに、砂嵐みたいに砂で見えなくなることもある。

例えば、INEOS Grenadiersが使っていたKASK Wasabiヘルメットのように、通気孔を開閉するスライド式の蓋を最初から備えていればOKだ。

 

また、最初から換気口のない設計のヘルメットならば合法で全く問題ない。ディラン・フルーネウェーヘンのように、ヘルメットに加工をしたりカバーをつけたりしたら違反となる。

ただ、ディラン・フルーネウェーヘンは、以下の写真のように第2ステージもカバーがついたヘルメットを使っている。

 

 

しかし、第3ステージからは、チームが使うGIANT PURSUITEヘルメットを使っており、カバーは取り付けられていなかった。

これが、UCIから指摘されたのかは不明だ。まあ、もうしないでしょうね。

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