2020ツール・ド・ボローニャ第1ステージでおきたゴールでの落車事故。
ディラン・フルーネウェーヘンがラインを変えて、フェンス際にファビオ・ヤコブセンを追いやったことによりヤコブセンは大けがを負ってしまう。
UCI懲戒委員会は現在、2021年5月7日までディランの出場停止としている。
予想では、ジロ・デ・イタリアに出場するかとも思われていたが、ディランの復帰はツアー・オブ・ハンガリーからとなる。
しかも、今年のグランドツアーでディラン・フルーネウェーヘンの出場は予定されていない。
大舞台への出場はない
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ディラン・フルーネウェーヘンは、ツアー・オブ・ハンガリー(5月12日~16日)でユンボ・ヴィズマを代表して再びジャージを着用する。
5月7日まで9か月間の出場停止だったが、オフシーズンもあり実際の停止期間は少なかったとも言える。
ディラン・フルーネウェーヘンは
早くまたプロトンで、自分の居場所を見つけることができればいいなと思う。
よく話し合った。多くのことがあったので、私が戻ってきたらそれを考慮に入れる。もちろん、また勝利のためにスプリントができることを願っている。
また、ディラン・フルーネウェーヘンは事故を振り返り
自分のラインから逸脱したのは気分が悪い。どうしてこんなことになったのか。私は間違いなく自分を責めている。
フルスプリントで考えたことを再構築しようとする。何度見ても、その都度、とても衝撃を受けたままになる。
特に時速80キロ以上の高速走行のため、落下時の衝撃は絶大だ。無意識のうちに起きてしまったことなので、とても申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
相手のファビオ・ヤコブセンはまだ、二人で会うのに時間がかかると言っている。二人が同じレースで出会うのは来シーズンになりそうだ。
ディラン・フルーネウェーヘンのスケジュール
ディラン・フルーネウェーヘンは、2021年にいくつかの小規模なワンデイレースとステージレースのプログラムを完成させる。
ワールドツアーレースは、BinckBank TourとEuroEyes Cyclassics Hamburg、そしてGree-Tour of Guangxiの3つだけ。
ブエルタへの出場も考えられていない。大きな事故を起こしたことにより、あまにも大きい代償を支払わなければならない。まずは、プロトンに受け入れて貰わなければならない。
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