昨日、ディラン・フルーネウェーヘンとヤコブ・フィリップセンの近況を記事にしたばかりだったけど。
UCIの、ディラン・フルーネウェーヘンの処分が決まっているようだ。
正式には、今週の終わりに発表されるが9か月間の出場停止となる。これは、物凄く長い停止処分。早くても来年のジロからの出場となってしまう。
5月6日に解禁
全てはこのポローニュの事故から始まってしまった訳だが。
実は上の写真にはファビオ・ヤコブセンの顔が写っている。
以前から知ってはいたが、差しさわりがあると思ったので掲載はしていなかった。ヤコブセンは2021年にも手術が待っており、自転車は数週間で再開できるが、トレーニングとはならないだろう。
骨盤の骨を顎に移植しているし、顎の骨もきちんと再生されないといけない。
一方、ディラン・フルーネウェーヘンの出場解禁は5月6日となる。ジロ・デ・イタリアは5月8日から開幕予定なので間に合う。
ディランは、この判決に対して訴える機会がある。
たとえば、ローザンヌのCASスポーツ法廷に行くことができる。スプリントでのインシデントの場合、これは非常に厳しいペナルティだ。
これは、スプリンターの違法行為の前例となるかもしれない。だが、意図的にした訳ではないと思うし、フェンスの安全基準にも問題があったと思う。
選手がぶつかっても、吹っ飛んでしまうような立てかけのフェンスではなかったら、ヤコブゼンも吹っ飛ぶことなかったはず。
そして、スピードの乗りやすい下りゴールであったこともケガを大きくさせた原因の一つだ。毎年選手からも改善の要望の出ているゴールなのは問題だろう。
Jumbo-VismaもUCIも依然、コメントは出していない。まずは週末の正規な発表を待ってからとなる。
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