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2025 ジロ・デ・イタリア第1ステージから遅れた総合勢は?

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UnsplashEnxhi Hasanajが撮影した写真
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第1ステージはスメル峠でLidl – Trekが総力をあげて集団を絞っていった。

それでも、多くのライダーがゴールに向かったけれど、以外にも総合勢でも遅れるライダーが続出。すでに上位を目指すことが難しくなった選手も多い。

まず、Soudal – Quick Stepのミケル・ランダはリタイヤ。2024 ツール・ド・フランス総合5位、ブエルタ総合8位だったので、間違いなくトップ10には入ってきたはずだ。

 

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テイメン・アレンスマン  INEOS Grenadiers

 

上記の動画の通り、残り12km。スメル峠の頂上手前でテイメン・アレンスマンは遅れていく。

エガン・ベルナルと並んで INEOS Grenadiersのダブルエースだったけれど、ゴールでは1分35秒遅れの58位。

ジョシュア・ターリングが59位と続いた。ジョシュア・ターリングは、2日目の個人タイムトライヤルでマリアローザを着用するという夢がなくなってしまった。

これまで、ジロ・デ・イタリアではイタリア人のフィリッポ・ガンナがマリアローザを個人タイムトライヤルで着用することが多かったが、これで INEOS Grenadiersの野望は消え去った。

テイメン・アレンスマンは、エガン・ベルナルの山岳アシストとして働くことになる。昨年のようにゲラント・トーマスをアシストして総合6位でゴールということは難しそうだ。

 

デレク・ジー Israel – Premier Tech

 

デレク・ジーは、残り7.9kmの時点で28秒遅れ。ゴールでは57秒遅れの48位。やはりスメル峠で遅れてしまった。

スロースターターではあるけれど、ここから追い上げてもトップ10には入るかもしれいな。だが、それがデレク・ジーの目標ではなかったはず。

 

57秒遅れで一緒にゴールしたメンバーには

  • ダヴィデ・フォルモロ Movistar Team
  • ルイス・メンチェス Intermarché – Wanty
  • ダニエル・マルティネス Red Bull – BORA – hansgrohe

ダニエル・マルティネスは、昨年の総合2位。ここからはプリモッシュ・ログリッチのアシストに専念となりそうだ。

 

ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

ジェイ・ヴァインもゴール手前6kmの落車に巻き込まれた。ゴールでは3分59秒遅れの91位でゴール。これは残念。

直前のツール・ド・ロマンディ第3ステージで優勝。ジョアン・アルメイダをアシストして総合3位となっていただけに勿体ない。

UAE Team Emirates – XRGは、フアン・アユソーも序盤に落車している。ケガの報告はないけれど、カーブで落車しており打撲などあれば第2ステージの個人タイムトライヤルで影響してきそうだ。

 

主な総合勢の遅れはボーナスタイムを加算して以下の通り。

  • デレク・ジー Israel – Premier Tech 1分7秒
  • ダヴィデ・フォルモロ Movistar Team 1分7秒
  • ロレンツォ・フォルトゥナート XDS Astana Team 1分7秒
  • ルイス・メンチェス Intermarché – Wanty 1分7秒
  • ダニエル・マルティネス Red Bull – BORA – hansgrohe 1分7秒
  • テイメン・アレンスマン INEOS Grenadiers 1分45秒
  • ジョシュア・ターリング  INEOS Grenadiers 1分45秒
  • フィリッポ・ザナ Team Jayco AlUla 1分47秒
  • ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG 4分9秒

総合勢は、個人タイムトライヤルも得意だけど、1分以上の差があると挽回できる時間は限られてきそう。厳しいスタートとなった。

コメント

  1. 毎日読者K より:

    こんどはデレク・ジージーになってます。(2箇所)

    総合タイムを大きく落としたら、逃げグループに入り込むことができる場合もあるので、戦略が大きく変わってくるかもしれませんね〜

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