ロードバイクの情報を発信しています!

2025 サントス・ツアー・ダウンアンダー第4ステージ UAE Team Emirates XRGの2重の悲劇

海外情報
UnsplashLisa Summerourが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

第4ステージではUAE Team Emirates XRGはスタート直後からジェイ・ヴァインが落車に巻き込まれてしまった。

右足からは出血しており、メディカルカーで治療を受ける場面が。今回チームのエースであり、第5ステージのウィランガヒルでは決戦に挑まないといけないのに落車で痛手を負うのは良くない。

さらにゴールではヨナタン・ナルバエスがブライアン・コカールに邪魔されたといって猛烈にアピール。だが、裁定が覆ることはなかった。

 

スポンサーリンク

ゴールでの裁定

 

もともとゴール前が右カーブしており、まっすぐ走っていたら自然に右側によってしまう。これはラインを守れというほうが無理だ。

たしか、ゴール前は極力直線でないといけないのではなかったかな。ゴールレイアウトについてUCIの陪審員はOKを出していたのだろう。

ブライアン・コカールは意図的にフェンス際で閉めた訳ではない。これについてUAE Team Emirates XRGのヨナタン・ナルバエスは、

「楽観的だよ。 ボーナスタイムを獲得するためには、明日も3位以内に入らなければならない。

でも、みんな本当に強そうだ。 マウロ・シュミットのアタックも面白かったし、最後まで速かった。 我々はステージを狙うが、主にジェイ・ヴァインとのGCを考えている。」

 

ヨナタン・ナルバエスが2位以上ならば、このステージで総合トップに立っていた。3位なので4秒のボーナスタイムにとどまっている。総合トップのハビエル・ロモとのタイム差は4秒だ。

しかし、XDS Astana Teamはジェイ・ヴァインの落車に、ヨナタン・ナルバエスの3位とちょっと不運だ。

 

降格はローレンス・ピティ

 

UAE Team Emirates XRGのヨナタン・ナルバエスの必死のアピールにもかかわらず、ゴール後に降格となったのはRed Bull – BORA – hansgroheのローレンス・ピティだった。

上記写真の通り、Alpecin-Deceuninckのアンリ・ウーリッグと接触している。あわや大惨事になるところだった。

ローレンス・ピティは、さらに斜行してゴールでは端から真ん中まで寄っていた。今回はイエローカードは出ていないが、4位から72位まで降格となっている。

だけど、これもゴール前が右カーブして、さらにフェンスが少し出っ張っているのもいけなかった。主催者側も自分達のコース設計ミスだとわかっているだろう。

もう少し手前にゴール位置をずらすことはできなかったのだろうか。

ただ、都市部では中々直線でゴール出来る場所も少ないのも事実。欧州ではラウンドバウトが多く、障害物を避けるのも難しい。

中々、ゴール手前400mを直線で走るというのは難しい。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました