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Israel – Premier Techを退団したデレク・ジーは50億円の損害賠償?

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Israel – Premier Techを8月25日に退団したデレク・ジー。

 

デレク・ジーが退団した理由は、その後のIsrael – Premier Techをめぐるデモ騒動をみても理解できるものだ。

ただ、現在は約3000万ユーロ(50億円)を超える巨額の損害賠償請求という、前代未聞の事態に直面している。

 

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契約破棄の理由:「個人的信念と修復不可能な関係」

 

デレク・ジー手は、自身を取り巻く憶測に対し、SNSで長文の声明を発表し、チームを去った理由を明確にした。

彼の主張は以下の通り。

契約解除は「個人的な信念」に基づいた熟慮の末の決断であり、チームでレースを続けることに対する安全性と個人的な信念の観点からの深刻な懸念が、良心に重くのしかかっていた。

チーム代表との関係が修復不可能な状態に陥ったことが、契約続行を不可能にした主要因だ。

この決断は金銭的な問題とは一切関係なく、契約を失い怪我をした場合の保証がないリスクを承知の上で、チームを離れることを選んだ。

プロフェッショナルとして、そして一人の人間としての基本的な権利を行使したに過ぎない。

 

一方、チーム側はデレク・ジーの契約解除に異議を唱え、問題は現在、UCI(国際自転車競技連合)の仲裁委員会に持ち込まれている。

チームは、ジーの行為に対する損害賠償として、約3000万ユーロを超える請求を行っていると報じられている。

デレク・ジーは、この巨額の損害賠償請求について

「いかなるアスリートもプロのサイクリストになることを夢見るときに予期するような類の数字ではない。チームの対応は不釣り合いだ。」

 

彼は、このチームの行動こそが、そもそも自分がチームとの関係を断つ決断をした理由を裏付けていると述べ、「チームを去るという決断が正しかったという確信を強めるものだ」と改めて強調している。

50億円となると、巨額すぎてプロアスリートが支払える金額ではない。チームの年間運営予算に匹敵するほどの金額。どこかのチームに移籍するのかも不明。ただ、これだけの金額を支払えるチームは流石にないのでは。

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