ロードバイクの情報を発信しています!

2023 イツリア・バスクカントリー第2ステージの下りゴールを多くのライダーが非難 UAE Team Emiratesのマルク・ソレルは骨折リタイヤ

海外情報
UnsplashAntonが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

イツリア・バスクカントリー第2ステージは、2級山岳頂上からゴールまで5kmは下り。

11kmもある登りだったが、予想に反して大集団のまま頂上を通過。そこからの下りは非常にハイペースで危険なものだった。

実際、下り始めで落車が発生しUAE Team Emiratesのマルク・ソレルはリタイヤしている。また、この危険な下りに多くのライダーが批判している。

 

スポンサーリンク

危険な下り

残り1kmからのツイート動画

 

実際危険なのは、下り始めのコーナーが連続している箇所だった。相当なハイスピードで各選手が下っており選手は命がけでコーナーをクリアーしていた。

ステージ優勝したイーデ・シュリングも下りは非常に危険だったとコメントしている。

 

ゴール後のダヴィデ・ゴデュ YouTube動画より

 

ステージ3位となったダヴィ・ゴデュも以下のように非難している。

「第2ステージの最後の数キロは、狭く曲がりくねった道を下るため、何度もクラッシュが発生した。とても危険なフィナーレだった。崖っぷちというより、命がけだった。

しかし、少しでもタイムを縮めたかったので、先頭に立つ必要があった。その後、追い抜くことはできなかったので、3位でゴールした。それが今日の最高到達点だった。」

 

Jumbo-Vismaのスポーツディレクターも公式サイトで、こんな危険なフニッシュは好みじゃないと非難している。

 

マルク・ソレルは骨折

 

一番の犠牲はUAE Team Emiratesのマルク・ソレル。

残り4kmの落車で親指を骨折してしまった。その後の医療アップデートはまだないけれども、骨折となると数週間は復帰出来ない。

マルク・ソレルは、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャのメンバーに選ばれているが、チームにとっては大打撃だ。

今シーズンもマルク・ソレルは好調。アシストとして走るが、レースでは良くアタックをかけており、勝利に近い走りを何度も見せている。

このような下りでゴールに向かうというのは危険だ。登りは長かったけれど、平均勾配3%程度ではプロでは差がつかないということだ。

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました