なんと悲しいお知らせなのだろう。
先日引退したばかりの鉄人ダビデ・レベリンがトラックにはねられてしまったというニュースが入ってきている。
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ダビテ・レベリンは、第2回モナコBekingクリテリウムにも参加していた。
事故は、モナコクリテリウムからわずか3日後のことだ。11月30日水曜日の朝に起きている。
高速道路のジャンクション近くで大型トラックにぶつかっており、30m引きづられ、自転車は二つに折れている。
運転手はぶつかったことをわかっていないのか、捕まっていないという報道がある。あまりにも酷い。
ダビデ・レベリンは、1992年8月5日に、GB-MG Maglificioaでプロとして走り始める。30歳を越えてから開花した遅咲きのライダーだ。
1996ジロ・デ・イタリアのステージ7〜12でマリアローザを着用。2001ティレーノ~アドリアティコ総合優勝。
2004年、春のクラシックシーズン後半戦のアムステルゴールドレース、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで脅威の3連勝を果たし、アルデンヌ・クラシック完全制覇を達成している。
フレッシュ・ワロンヌには、2007年と2009年に再び優勝。2008年のパリ〜ニースで総合優勝。
BサンプルがCERAの存在を示したときに、2008北京オリンピックロードレースの銀メダルを剥奪されている。
2年間の禁止からの復帰以来、レベリンは、トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ、シビウサイクリングツアー、ジロ・デッレミリアなどのレースで優勝。
2016年に所属したCCC Sprandi Polkowiceが最後のプロチーム。
最後の勝利は、2018年のTour International de la Wilaya d’Oran (2.2)の第3ステージ。総合2位となっている。
2019イタリア選手権では18位。この時47歳で引退するはずだったのだけど。ファンの声を受けて引退を撤回している。
2021年、50歳の時に、メモリアル・マルコ・パンターニで落車して両足骨折している。
2022年シーズンも、両足骨折から復帰。骨折で引退する訳にはいかなかった。
10月16日のベネトクラシックが引退レースとなった。
14年間は、プロコンチネンタルとコンチネルタルチームで走っていたが、キャリア通算62勝をあげる活躍を残している。
グラベル世界選手権にも、今年出場しており、今後も、グラベルレースなどに参加する予定だったのに本当に残念でならない。これからも活躍を期待していただけに悲しい。
ご冥福をお祈りしたい。
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