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デビット・デッカーがJumbo-Vismaを去る サラブレッドの息子は伸び悩みか?

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Rebekka DによるPixabayからの画像
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偉大な父親、エリック・デッカーの息子デビット・デッカー。

2021年にJumbo-Visma入りしたが、2年契約満了でTeam Arkéa Samsicに移籍となった。

サラブレッドの息子として期待されたのだけど、プロでの勝利は結局得られていない。

 

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2年契約

 

父親エリック・デッカーは1992バルセロナオリンピック銀メダリスト。Rabobank ProTeamで2006年まで走っていた。

ツール・ド・フランスでは5勝をあげており、通算では48勝。

親子で活躍している選手としては、エリック・ツァベルの息子のリック・ツァベル(Israel – Premier Tech)。マチュー・ファンデルプールも偉大な父に、祖父を持っている。

当然、デビット・デッカーの息子として期待されて入ってきていた。出だしは決して悪くなかった。

初戦の2021UAEツアーでは、ステージ2位を2回。ポイント賞を獲得。2021ジロ・デ・イタリア出場と大抜擢されたが、結果は出なかった。

ブルターニュクラシックで転倒し、3本の指を骨折して2021年シーズンは終わっている。

2022年も初戦のバレンシアナで落車リタイヤ。さらに、ブエルタ・ア・ブルゴス第2ステージでも落車して勝利のチャンスを逃している。

 

落車で、かなり長い間休息の時間も多く、勝利という成果は得られていない。綺羅星のように良い選手が揃っているJumbo-Vismaに勝利の得られないスプリンターは必要性がないということか。

特に、オラフ・コーイというシーズン12勝も上げる同胞が出てきては居場所がなくなるのも仕方ないことかもしれない。

 

エーススプリンターの座は?

 

今回、Team Arkéa Samsicに移籍することで、新たなチャンスを得ることを期待したいが、チームにはスプリンターも多い。

  • ユーゴ・オフステテール
  • アモリ・カピオ
  • ダニエル・マクレイ
  • ナセル・ブアニ

彼らに割って入らないとレースでエーススプリンターにもなれない。

どれだけ、チームに貢献出来るのか。スプリントでゴールを狙えない場合には、彼らのスプリントトレインの一員となることも想像される。

ここからが、正念場だ。

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