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シクロクロスワールドカップ2024第14戦ホーヘルハイデ 世界選手権前の勝者は?

海外情報
Photo credit: hans905 on Visualhunt.com
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ホーヘルハイデでは、マチュー・ファンデルプールの父親、アンドリュー・ファンデルプールの送別レースが2000年2月20日に行われている。

その後、GPアンドリュー・ファンデルプールが誕生。サイクリング委員会のメンバーにはアンドリュー・ファンデルプールも入っており、コース設計者の一人として活躍している。

昨年は世界選手権の会場となり、最後のマチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトの上りスプリント決戦は素晴らしかった。

 

女子のランキング

1.  セイリン・アラマバード  337ポイント
2.  パック・ピーテルス 290ポイント
3.  ルシンダ・ブランド 259ポイント
4. インゲ・ファンデルヘイデン  214ポイント
5. フェム・ファンエンペル 210ポイント

 

男子ランキング

1. エリ・イーゼルビット  317ポイント
2. ヨリス・ニューウェンハイス 283ポイント
3. ラース・ファンデルハール 274ポイント
4. ピム・ロンハール 270ポイント
5. ニルス・ファンデプッテ 224ポイント

 

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14戦ホーヘルハイデ

コースマップ photo ucicyclocrossworldcup

 

コースは、ブラバンドヴァルの森を抜ける通路、木の周りのUターン、レッドツェッペリンの「天国の階段」の曲名の名前のついた長い階段が特徴。

速い展開のレースとなりそうだ。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

フェム・ファンエンペルのコメント

昨年、ここフーガーハイデで勝てて本当にホッとした。私が今、このセーターを着てここに立っているという事実は、とても特別なこと。ワールドカップに他に何を望むでしょうか?何よりも健康でありたいと思っている。

 

ライバルとなるのはパック・ピーテルスか。ただパック・ピーテルスは体調不良となっている。

 

さあ、スタート。

 

スタートダッシュの良いのは、マリン・シュライバーだ。

 

マリン・シュライバー先頭で駆け上がる。

 

マリン・シュライバー、ルシンダ・ブランド、フェム・ファンエンペルと続いている。

 

すぐにフェム・ファンエンペルが先頭に。

 

フェム・ファンエンペルが先頭に立つのが早い。

 

後方にいたパック・ピーテルスが3番手に上がってくる。

 

上りでフェム・ファンエンペルが引き離す。

 

フェム・ファンエンペルについていけるのはルシンダ・ブランドのみか。

 

パック・ピーテルスは3番手に。

 

残り5周

ルシンダ・ブランド先頭でゴールラインを通過。

 

上りでルシンダ・ブランドが前に。

 

ブランカ・カタバスも先頭グループに加わる。

 

マリン・シュライバーが猛烈なスピードで上りを上がって一気に4人をパス。

 

残り4周

マリン・シュライバーに続いて、4人パックで通過。6番手はゾーイ・バクステッド。

 

 

マリン・シュライバーが猛烈に飛ばしている。どこまで持つか。

 

マリン・シュライバーにルシンダ・ブランドが追いつく。

 

さらに、フェム・ファンエンペルも追いついてきた。

 

ルシンダ・ブランド、フェム・ファンエンペルと続く。

 

あっと、セイリン・アラバラードはチェーン落ちだ。ワールドカップリーダーの出番は今日はないようだ。

 

残り3周

長い上りでフェム・ファンエンペルが大きくリード。

 

マリン・シュライバーの姿は見えなくなった。

 

上りではフェム・ファンエンペルが速い。

 

だが、ルシンダ・ブランドも前に出る。積極的だ。

 

二人の後ろは、ブランカ・カタバスとマリン・シュライバー。

 

二人のランデブーが続くか。

 

あっと、ルシンダ・ブランドがカーブで滑ってフェンスにぶつかりそうになる。

 

後続からブランカ・カタバスが追いついてきた。

 

残り2周

3人がパックとなる。

 

これは最後までもつれそうだ。

 

ルシンダ・ブランドが、同じカーブでまたも滑りそうになる。

 

先頭はルシンダ・ブラントが譲らない。

 

ブランカ・カタバスも前に出る。

 

フェム・ファンエンペルが先頭に。

 

 

最終コーナーをフェム・ファンエンペルが先頭でクリアー。

 

コーナーの立ち上がりからフェム・ファンエンペルがスパート!

 

猛烈なスピードで上りを駆け上がる。

 

後ろを何度も確認するフェム・ファンエンペル。

 

フェム・ファンエンペルが昨年に続いて勝利。それにしても最後の上りのスピードは凄まじかった。昨年の世界選手権のマチュー・ファンデルプールの上りを彷彿とさせるものだった。

世界王者にぬかりなしだ。

 

3位にはルシンダ・ブランドが入った。かなり疲れている様子。

 

リザルト

優勝したフェム・ファンエンペルのコメント

ここで2度目の優勝を飾れて本当に嬉しい。最後に階段を飛ばさなければならなかったし、実はカタバスをまだ越えられるとは思っていなかった。

スプリントでは、あなたが最強であることを証明しましたね。

でもブランカはロードの世界チャンピオン。長いスプリントだったし、かなり上り坂だった。これらの勝利はとても重要。ワールドカップの前に週に2回も勝てるのは嬉しいけど、何よりも健康でいたい。土曜日にすべてがうまくいけば、大満足よ。

 

2位のブランカ・カタバスのコメント

自分でも少し驚いている。不運続きだった自分にとって、これは勝利のように感じる。自分の最高の形がやってきた。ちょうどいいタイミングだったし、とても嬉しい。

ワールドカップを本当に楽しみにしている。母国に近いし、ハンガリーのファンも大勢来るだろう。本当に楽しみだよ。

問題は、オランダの優勝候補に勝てるかどうかだ。

難しい質問だね。でも、それはとても重要なことなんだ。ワールドカップは自分にとって常に大きな目標だ。ワールドカップでは常にいいプレーをしたい。運が良ければ表彰台に上がれるかもしれないわ。

 

3位のブランカ・カタバスのコメント

事前に予想していたよりも良かったと思う。最終ラップにブランカ・カタバスが加わり、三つ巴の戦いとなった。彼らは爆発力もあるし、それもわかっていた。

最後のコーナーでは遅れていたように見えましたが。

前輪が滑って、完全に勢いを失ってしまった。でも、これでワールドカップへの野望が確信に変わったと言えると思う。

 

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 VAN EMPEL Fem
Team Visma | Lease a Bike 40 0:46:48
2
 VAS Kata Blanka
Team SD Worx – Protime 30 0:01
3
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 25 0:10
4
 BACKSTEDT Zoe
Canyon//SRAM Racing 22 0:24
5
 SCHREIBER Marie
Team SD Worx – Protime 21 0:37
6
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster – Bonache 20 1:02
7
 CANT Sanne
Crelan – Corendon 19 1:12
8
 PIETERSE Puck
Fenix-Deceuninck 18 1:14
9
 ZEMANOVÁ Kristýna
Brilon Racing Team MB 17 1:18
10
 HOLMGREN Isabella
Stimulus Orbea Cycling Team 16 1:22
11
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 15 1:29
12
 HOLMGREN Ava
Stimulus Orbea Cycling Team 14 1:37
13
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 13 1:42
14
 FOUQUENET Amandine
  12 1:49
15
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Alpecin – Deceuninck 11 2:02
16
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 10 2:08
17
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 9 2:17
18
 ROCHETTE Maghalie
  8 2:27
19
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 7 2:40
20
 MOORS Fleur
Baloise Trek Lions 6 2:50
21
 KRAHL Judith
Heizomat Radteam p/b Kloster Kitchen 5 3:13
22
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bonache 4 3:14
23
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 3 3:15
24
 CLAUZEL Hélène
AS Bike Racing 2 3:29
25
 HARTOG Larissa
  1 3:34
26
 HONSINGER Clara
Team S&M   3:38
27
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX   3:52
28
 MCGILL Sidney
    3:55
29
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon   4:02
30
 OFFEREIN Iris
Deschacht – Hens – Maes   4:04

 

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男子エリート

マチュー・ファンデルプールのコメント

ワールドカップに向けて点と点を結びつけてみませんか?

そんなことは気にしていない。インターンシップで仕事をした。来週はまた一からスタートだ。

 

ゼネク・スティバルは残り2レースとなる。

 

アップでマチュー・ファンデルプールとゼネク・スティバルが一緒に走っている。

 

マチュー・ファンデルプールは、マイケル・ファントーレンハウトの隣で2列目スタート。

 

さあ、スタート。

 

なんとスタートから二人が落車。これは痛い。

 

先頭はラース・ファンデルハール。

 

高速コースなので抜くところがない。

 

この上りでマチュー・ファンデルプールは前に上がってくる。

 

エリ・イーゼルビットが先頭に。

 

マチュー・ファンデルプールも3番手に上がる。

 

先頭はケビン・クーンか。

 

残り9と

ヨリス・ニューウェンハイスが先頭に。

 

マチュー・ファンデルプールは少し遅れて4位通過。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは先頭を譲らない。後ろはエリ・イーゼルビット。

 

コーナーでイエンス・アダムスが落車だ。

 

マイケル・ファントーレンハウトとライアン・カンプが落車。

 

残り8周

マチュー・ファンデルプールは全く上げない。潜んでいる。

 

エリ・イーゼルビット、マチュー・ファンデルプールと続く。

 

マチュー・ファンデルプールが前に出るときには、アタックだろう。

 

ゼネク・スティバルは30番手。

 

ピン・ロンハールが先頭に。

 

残り7周

マチューは省エネ走法に徹している。

 

ピン・ロンハールはずっと先頭を引いている。

 

マチューは5人パックの最後尾に。

 

マチュー・ファンデルプールが前にくるか。

 

残り6周

ティボー・ネイスがアタック。ペースがあがらないので前に出た。

 

先頭はエリ・イーゼルビットに。

 

ティボー・ネイスが先頭に。

 

残り5周

ピン・ロンハールがアタック。マチュー・ファンデルプールがチェックにはいる。

 

マチュー・ファンデルプールがついに先頭に。だが、すぐにヨリス・ニューウェンハイスに先頭を譲る。

 

残り4周

ヨリス・ニューウェンハイスが先頭で通過。

 

残り3周

まだ、マチュー・ファンデルプールは動かない。

 

ずっとヨリス・ニューウェンハイスが先頭。

 

チェーン落ちだ。

 

残り2周

ラース・ファンデルハールが追いついて、先頭に出る。

 

ピン・ロンハールが先頭に。

 

上りでマチュー・ファンデルプールがアタック!

 

後ろはティボー・ネイス。

 

ティボー・ネイスは、マチューのスピードについていけるか。

 

猛烈なスピードだ。

 

もう一気に後続を引き離した。

 

なんとかティボー・ネイスが見える範囲。

 

上りも猛烈なスビードをキープ。

 

残り1周

ティボー・ネイスは8秒離された。

 

ティボー・ネイスは落車。

 

すぐに立ち上がったけど、後続につかまる。

 

あとはゴールに向かうだけだ。

 

マチューが階段を駆け上がる。

 

マチュー・ファンデルプールは最後の上りをスピードを緩めて上がる。

 

昨日に続いてマチュー・ファンデルプールの勝利。

 

マチュー・ファンデルプールは、OKのサインを出している。世界選手権前のレースとして合格ということか。足は少し重いのかもしれない。

 

2位にはヨリス・ニューウェンハイスが入る。

 

3位争いはピン・ロンハールが先着。

 

ゼネク・スティバルはサンキュウと書かれたジャージで走っていた。

 

リザルト

マチュー・ファンデルプールのコメント

勝利はいつも楽しい。勝利のために戦い、戦術的なライディングをしなければならないときは、いつもうれしいものだ。

6人の有力選手からなる先頭グループから逃げようとしてましたね。

最初の試みは少し短すぎた。2回目は鉄棒の後まで長く走った。脚を使ったトレーニングで、かなり早く酸欠になったと感じているが、来週に向けて良い兆候だ。

これはすべて、シクロクロスワールドカップと春のクラシックに向けた戦略の一部なのですか?

みんな自分のことをやっている。フレッシュな脚がないのは私だけではないし、超回復に向けて努力するものだ。今回のワールドカップは昨年と比較することはできない。今週末は少し違う。今週末はレースが1日しかなかったし、休養日も余分にあった。

ターボルに向けた最後の1週間で、トップフォームに到達しますか?

一日一日を大切にしたい。短時間のトレーニング、休息、そしてフレッシュさを得ることに重点を置いている。

 

2位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

ベニドルムでうまく運転できないと、疑いを持ち始める。忙しいシーズンを過ごしてきたけど、今日はうまくいってよかった。スペインでは暑さが私に悪影響を及ぼして、行き過ぎてしまった。今日は寒かったので、うまくいく。

ターボルの世界選手権では、オレンジ色のチームメイトとなりますね。

彼には多くの注目が集まっているので、それも嬉しいことだ。避難所の中も一緒に行ける。私たちが彼の中に何を持っているかは明らかであり、誰がリーダーであり、誰がお気に入りであるかについてはほとんど疑いがない。それはいいですね。

 

3位のピン・ロンハールのコメント

僕のシーズン全体は非常に良かったが、ベニドルムで16位で終わると士気が下がってしまう。それはあまりクールではない。しかし、今日私はそれがまだ存在していることを示した。

来週のターボルについては?

表彰台こそが私が目指しているものなのだ。とてもシンプル。マチューは我々よりも10%優れている。最初はお互いに少しは助け合えるけど、マチューが体調を整えている限り、彼は自分のことをやらなければいけない。

ワールドカップは特別な日であることに変わりはない。しっかりと準備をしておく必要がある。状態は良好で、さらに 1 ~ 2 パーセント追加できる可能性がある。来週は表彰台に上がれるといいですね。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin – Deceuninck 40 1:02:57
2
 NIEUWENHUIS Joris
Baloise Trek Lions 30 0:05
3
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 25 0:09
4
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions 22 ,,
5
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 21 ,,
6
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 20 0:21
7
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 19 0:28
8
 VENTURINI Clément
  18 0:38
9
 ORTS Felipe
La Vila Joiosa – Neteo 17 0:45
10
 RÜEGG Timon
Heizomat Radteam p/b Kloster Kitchen 16 0:56
11
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin – Deceuninck 15 1:05
12
 BOROŠ Michael
  14 1:14
13
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 13 1:24
14
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 12 1:36
15
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 11 1:43
16
 KONWA Marek
  10 1:45
17
 SUAREZ Kevin
Nesta – MMR CX Team 9 2:04
18
 MENUT David
AS Bike Racing 8 2:08
19
 ŘÍMAN Jakub
  7 ,,
20
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 6 2:09
21
 HENDRIKX Mees
Crelan – Corendon 5 2:23
22
 KAMP Ryan
  4 2:30
23
 KUHN Kevin
Charles Liégeois Roastery CX 3 2:46
24
 AERTS Thijs
Charles Liégeois Roastery CX 2 ,,
25
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing 1 2:53
26
 WHITE Curtis
Steve Tilford Foundation Racing   3:03
27
 ŠTYBAR Zdeněk
    3:13
28
 MASON Cameron
Cyclocross Reds   3:22
29
 CRISPIN Mickaël
    3:30
30
 MEISEN Marcel
    3:37

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