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ワウト・ファンアールトとクリストフ・ラボルトは後輪が折りたたまれてパリ~ルーベで大変なことに【追記】

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Photo credit: DancingOnThePedals.net on VisualHunt.com
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パリ~ルーベでは、実に多くの落車が起こった。

新城幸也もパリ~ルーベ初出場だったけど、残り147kmのSaint-Python ( 1.500m – ☆☆)で落車してしまい、顔を強打。出血もありリタイヤしている。

優勝候補も落車やパンクに見舞われた。2位となったワウト・ファンアールトも、パンクに後輪の破損もあった。

そして、チームメイトのクリストフ・ラポルトもワウトと同じ目にあっている。そのホイールの破損の仕方が半端ない。

 

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ワウト・ファンアールト編

ホイール破損から、ティモ・ローセンの素早い動き

 

ワウト・ファンアールトがホイールを破損してから、すぐに後ろのティモ・ローセンが自分のバイクを渡している。

シクロクロスのバイク交換並みに素早い動きだ。そのワウト・ファンアールトのバイクの後輪が凄いことに。

 

上記ツイッターの動画より

 

ホイールがこんな状態になって、良く落車せずに止まれたものだ。石畳の上とはいえ、この日は史上最速のアベレージを記録した日。

 

時速50km/h近いスピードで石畳を走り抜けるとこんなことになってしまうのか。Jumbo-Vismaは、Dura-Aceのホイールのはずだけど石畳ではスピードを上げてはいけないのか?

 

クリストフ・ラボルト編

 

クリストフ・ラボルトの後ろを誰も走ってなくて良かった。ホイールが破損してから、すぐにブレーキをかけて止まったので落車は免れている。

 

上記ツイッターの動画より

 

クリストフ・ラボルトのホイールも凄いことに。二人以外にこんなにホイールが破損した選手がいたのかは不明。

やっぱり、石畳の上は走ってはいけないのかな。ただ、多分石畳のエッジの部分にホイールが運悪く当たったというのが破損の原因なんでしょうね。

INEOS GrenadiersもDura-Aceで走っているし、石の角にホイールが当たれば壊れるのは当たり前かも。

 

フロリアン・セネシャル編

 

こちらは、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのフロリアン・セネシャルの落車シーン。

先頭のワウト・ファンアールトが加速している時に、フロリアン・セネシャルは、チームメイトのイヴ・ランパールトの後ろを走っていた。

 

Quick-Step Alpha Vinyl TeamのGMパトリック・ルフェーブルの話によると、

観客のためにクラッシュした。ワウト・ファンアールトが加速し、観客がセネシャルに当たったとき、彼はランパールトのハンドルを握っていた。

彼はバーを越えて頭を打った。彼は数秒間どこにいるのか少し確信が持てず、戻ることは不可能だった。

 

動画を見返しても、観客とぶつかったようには見えないのだけど。接触したんでしょうね。

だが、その後フロリアン・セネシャルはレースに復帰。13位でゴールしている。Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、イヴ・ランパールトも観客とぷつかってしまっている。

 

この二つの観客との接触がなければ、Quick-Step Alpha Vinyl Teamは追走に二人メンバーを揃えていたので、ゴールの展開もまた違っていただろう。

結果が全てだけど、レースには運も必要だ。

 

【追記】

レース後のコメントで、どうやら技術的な問題でフロリアン・セネシャルは落車したようだ。パトリック・ルフェーブルは観客のせいだと言っているけど、これは違うみたいで批判を受けている。

それよりも、フロリアン・セネシャルはアレクサンダー・クリストフと走っている時に、腕に尿をかけられたそうだ。その時に、完全に意気消沈したと。

 

2015年、クリス・フルームは、メンデへのステージ14で、尿が彼の上に投げ込まれたと主張している。数日後、観客は唾を吐き、別の観客はチームメイトのリッチー・ポートにパンチを向けている。

当時のフルームは次のように語っている。

私たちは人間であり、それから私たちはスポーツマンだ。人々はそれを覚えておく必要がある。

人に唾を吐いたり、人を殴ったり、尿を投げたりするために自転車レースに参加することはできません。これはどのレベルでも受け入れられません。

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