パリ~ルーベでQuick-Step Alpha Vinyl Teamのカスパー・アスグーンは、スタートから100km地点で落車。
そのため、第4集団で走ることに。この時点でカスパー・アスグリーンの先頭への復帰はなくなった。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、カスパー・アスグリーン以外全員が前半の大きく割れた先頭集団に入っていた。
当然、INEOS Grenadiersと力を合わせて逃げ切りを狙う。その時点でQuick-Step Alpha Vinyl Teamのエースは、カスパー・アスグリーンからイヴ・ランパールトにスイッチしていた。
だが、イヴ・ランパールトはラスト7kmであり得ない落車により、表彰台のチャンスを逃してしまう。
イヴ・ランパールトの落車原因
ご覧になっていただければ、良くおわかりだろう。
なんと、おじさんの手にぶつかってしまっている。これが、とんでもない落車のしかたをした原因だ。
ゴール後にイヴ・ランパールトは
そのように表彰台を失うことは壊滅的だ。表彰台は本当に手の届く距離にあったと思う。
怪我はないと思う。私が片足だけでここにいるのかどうかは、あまり関係ない。表彰台のためにここに来たが、何もない。
これまでのところ、クラシックのクイックステップのシーズンではない。私の春のクラシックシーズンはもう終わりました。
さらに、イヴ・ランパールトは、ツイッターでコメント。
Maybe I should not have called the spectator a “kalf”, but still he was on the route. Let it be a lesson for everyone that you need to step back if you see the riders coming. I still love all the supporters, you were amazing today! 💙
— Yves Lampaert (@yveslampaert) April 17, 2022
その観客を「カルフ」と呼ぶべきじゃなかったかもしれないが、それでも彼はルート上にいたのだ。
ライダーが近づいてくるのが見えたら、後ろに下がった方がいいということを、みんなに教えてあげよう。私は今でもサポーターの皆さんが大好きです。💙
カルフ(kalf)とは、子牛とかふくらはぎという意味がある。
この落車の時点で先頭は3人。
- イヴ・ランパールト Quick-Step Alpha Vinyl Team
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- トム・デヴリーント Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
追走の、ワウト・ファンアールトとシュテファン・キュングとは10秒のタイム差があった。落車がなければ、表彰台が狙えたのは間違いない。
観客との接触は、あとを絶たないけど、これが先頭だったりしたら問題が大きくなってくる。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、カメラに写ってないけど、フロリアン・セネシャルも観客とぶつかって落車していることをGMのパトリック・ルフェーブルが明かしている。
選手との距離が近いのが自転車の魅力だけど、何度も起これば近くで見ることも出来なくなるかもしれない。
マナーを守って応援したいものだ。
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