多くの自転車ブランドがコロナの影響などで、苦境に陥っている中でColnagoだけが売り上げを大幅に伸ばしている。
3年で3倍という驚異的な伸び率を示しているのだから凄い。
タデイ・ポガチャル効果なのか?
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レースでタデイ・ポガチャルが勝つたびに、Colnagoの価値や知名度は上がっていく。
Colnagoは1954年にエルネスト・コルナゴによって創業されたイタリアの代表的バイクブランド。エディ・メルクスをはじめ多くのライダーがレースを席巻した。
Colnagoは、2020年にアブダビ投資ファンドChimera Investments LLCに売却している。
コルナゴの過半数の株式はChimera Investments LLCに売却となったが、引き続きイタリアのカンビアーゴに拠点を置いていた。
Chimera Investments LLCは2007年アブダビで創業され、本社はニューヨークにある投資ファンド会社。
裕福なアブダビの投資家による過半数の所有権によりもたらされる資金提供により、Colnagoのデザイナーやフレームビルダーは、ブランドの次世代製品の開発に集中できた。
2023年の財務数値をColnagoが抜粋してプレスリリースを発表。
それによると、2023年の売上高が5571万5101ユーロ(約92億円)、EBITDA(利息・税金・減価償却前利益)が1401万5100ユーロ(約23億円)で売上高の25.15%だったと発表している
UAE Team Emiratesが使用し、タデイ・ポガチャルほか他のメンバーが勝ち続ければ、更に売り上げは上がっていくことだろう。
しかし、それにしても3年で3倍とは凄い成長スピードだ。
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