Ineos Grenadiersのライダーであるトム・ピドコックは、Princeton Carbon Worksのホイールを履いたバイクをInstagramに投稿。
だけど、またすぐに削除。
このホイールはチューブラー対応ではないので、Ineos Grenadiersがツール・ド・フランスで初めてチューブラーホイールを使わずにレースに臨むことを意味しているのかもしれない。
Princeton Works 4550
Prototypes of Princeton Carbonworks’ new climbing wheels were previewed — and then deleted — on Tom Pidcock’s Instagram account.https://t.co/SZfo4uTZ5Y
— CyclingTips (@cyclingtips) May 12, 2021
シマノのスポンサーチームであるイネオスは、シマノ製のホイールを使用しているが、シマノ以外を使うことがよくある。
2019ツール・ド・フランスでは、Lightweightのマイレンシュタイン・オーバーマイヤーを使用。
タイムトライヤルでは、Princeton Carbon Worksのホイールを使ってますね。
今回トム・ピとコックが投稿したのは、Princeton Works 4550のホイール。この重量は予測では1,350gくらいと言われており、イネオスが今年のツール山岳で使う可能性がある。
Lightweightのマイレンシュタイン・オーバーマイヤーよりも、重量では劣るが古いV字型のリムプロファイルの空気抵抗と、クリンチャーのころがり抵抗を考えると、性能的には差がなくなるだろう。
問題はタイヤで、ビドコックはクリンチャーのContinentalのGrand Prix 5000 TLチューブレスクリンチャーの特別なプロバージョンProLTDに乗っていること。
Princeton Works 4550のホイールのホイールには、チューブラーバージョンはないので、このホイールを使うならば、チューブラー以外となる。
イネオスもついにチューブラー以外のタイヤでレースを走るかもしれない。
ただ、Princeton Carbon WorksはSRAMにホイールの形状で特許侵害を訴えられている。敗訴した場合にはホイール自体が販売されなくなる可能性もある。
まあ、ツールになればわかりますね。
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