4月5日(日曜日)に行われたRONDE VAN ZWIFT。
Alpecin-Fenixから18名参加したZwiftレースだったが、10位以内にAlpecin-Fenixが全く入らないという結果となった。
マチュー・ファンデルプールはスタートから前方につけていたが、あっという間に後退。ゴールすることなくリタイヤしてしまった。
レース前に、Alpecin-Fenixが学習しなければいけないと言っていた意味はこれだったのか。
マチュー・ファンデルプールは1周目だけ
レースなのでスタートラインに並んでから、スタートするのかと思っていた。そしたら突然始まっていた(^^.)
スタートからすぐに、マチュー・ファンデルプールが先頭付近に。
しばらくマチュー・ファンデルプールのパワーが表示されていたが、ずっと400W前後で走っている。
1周目が終わる手前で、ドリース・デポン(Alpecin-Fenix)がアタック!
しばらく単独で走るがすぐに、集団につかまり後退してしまう。ドリース・デポンはPCを斜め前に置いている。画面を見るのが難しくないのかな。
ドリース・デポンは本来はスプリンター。だが、近年山岳での力もつけており、今シーズンもヴォルタ・アン・アルガルヴェで山岳賞をとっている。
シーズン最初のレースだったEtoile de Bessèges第3ステージではスプリント勝利を上げた。
2019年には2勝だったが、トップ10フニッシュを重ねており、チームではマチュー・ファンデルプールに続いて2番目のポイント稼ぎ頭だ。
だが、今回はロードレスーではない。Zwiftというバーチャルレースだ。自宅からスマートトレーナーを繋いでレースしており、チームで前を固めてエースを勝たすという戦略は使えない。
上位はZwiftライダーばかり
Alpecin-Fenixからは、ルイ・フェルファーケがラスト8キロ付近から抜け出した4人の逃げグループに乗る。
しばらく4人で走っていたが、ZwiftのCMが入ってしまい、ラスト4キロに画面が切り替わった時には、すでにライオネル・サンダースの一人逃げが完成していた。
ライオネル・サンダースはカナダのプロトライアスリートであり、2017年ITU長距離トライアスロン世界選手権優勝。 2017年には、アイアンマン世界選手権でも2位になっている。
その身体はパワーそのもので、Zwiftなどの走りには向いているのだろう。ロードレースの走りとは違うのだ。
Alpecin-Fenixがレース前に言っていた
この意味は、実際にZwiftを体験してわかったことだろう。だから、今回は学習だと語っていたのだ。負けるとわかってたのかな。
eRacingチームは、力の出しどころというかZwiftでの走り方を知っている。
- Lionel Sanders (Canyon ZCC) in 36m21s
- 2. Samuel Brannlund (Zweden) +1:89
- 3. Lionel Vujasin (Canyon ZCC) +4:88
- 4. Ollie Jones (Canyon ZCC) +5:28
- 5. Johan Wigforss (Zweden) +5:61
- 6. Alex West (Canyon ZCC) +5:74
- 7. Gavin Dempster (Team Draft) +7:30
- 8. Vidar Mehl (Kalas Esport) +7:52
- 9. Warren Muir (Team Draft) +7:54
- 10. Alexander Wetterhall (Zweden) +8:55
上位にはCanyon ZCCのメンバーがずらりと入っている。Canyon ZCCは、Zwiftのために生まれたプロeRacingチームだ。
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