ダンケルク4日間は、ゴール手前で落車が相次いだ。
決定的だったのは、ゴール手前200m付近でおきた落車。TotalEnergiesのアントニー・テュルジスに、Lotto-Dstnyのアルノー・デリーが乗り上げてしまい一回転。
頭から落ちたように見えたのでケガが心配された。
複数の骨折
Olav KOOIJ vainqueur !!! Il y a une eu grosse chute dans les derniers 500m… #4jdd pic.twitter.com/4sFOA5dQkO
— 4 Jours de Dunkerque / GP des Hauts-de-France (@4JDDunkerque) May 16, 2023
アルノー・デリーは落車後も立ち上がれない。
アルノー・デリーは救急車で病院に搬送。
当初は、背中と肩に痛みを感じていた。そこで医師らは当初、左鎖骨の擦り傷と骨折と診断した。
だが、詳しい検査の結果、肺の虚脱、肋骨、胸骨の骨折も判明している。アルノー・デリーは手術を行うことが決定している。
しばらく走れそうもない。
昨年、フィリップ・ジルベールが総合優勝しており、今回アルノー・デリーはゼッケンナンバー1をつけて出走していた。
アルノー・デリーは、昨年もダンケルク第1ステージで大落車に巻き込まれている。どうも、ダンケルクには運がないようだ。
グレブ・シリツァ Astana Qazaqstan Team
🇫🇷 RACE: @4JDDunkerque
Gleb Syritsa banged-up all over the body but he is a strong fighter. Heal well, Gleb!#4jdd #AstanaQazaqstanTeam pic.twitter.com/SFoVVzvtsP
— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) May 16, 2023
同じ位置で落車したグレブ・シリツァは、ケガをした親指をたてて写真を公開。もう全身傷だらけだ。
グレブ・シリツァは、2022ツール・ド・ランカウェイでステージ優勝している。この時には、trainee(研修生)だった。
Astana Qazaqstan Team期待のスプリンターなのだけど、これほどのケガがしては次のステージから全開で走るのは難しいだろう。
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