フランスのサイクリスト、アントニー・ペレス(PEREZ Anthony)は、クリスマスプレゼントを開封したとき、彼の目を信じることができなかった。
ツール・ド・フランスでは、彼は水玉模様のジャージを手に入れた。しかし、用意されたジャージは、衝突のためリタイヤして受け取れなかった。
アントニー・ぺレスは4か月遅れで、用意されていた山岳賞ジャージをプレゼントされた訳だ。
ツール・ド・フランス第3ステージでのこと
Merci @LeTour et @cedvasseur pour le cadeau et joyeux Noël à tous 😘 pic.twitter.com/iBdGDKgsC3
— Perez Anthony (@PerezAnthony1) December 25, 2020
ツール・ド・フランス第3ステージに戻ってみると。アントニー・ペレス(Cofidis, Solutions Crédits)は、ブノワ・コヌフロワ(AG2R La Mondiale)と激しく山岳賞ジャージを争っていた。
アントニー・ペレスは、ブノワ・コヌフロワを2回上回って山岳賞ジャージを奪い取っていた。
その時点で、ステージゾーンでは、ラジオツアーが突然ペレスのリタイヤのレポートを伝えるまで、マウンテンジャージはすでにペレスのために準備されていたのだ。
アントニー・ぺレスは下り坂でパンクしてしまい、復帰しようとしていた時に、曲がり角に止まっていたチームカーに激突。
肋骨骨折2本、肺挫傷、背中12針、膝3針、ツール終了に山岳賞ジャージなしという2重の悲劇を味わっている。
コフィディスのGMセドリック・ヴァスールは、ペレスに特別なクリスマスプレゼントを贈るためにツールの組織と力を合わせた。
こうして、アントニー・ペレスは、4か月遅れで用意されていた山岳賞ジャージを着ることが出来た。しかし、粋なことをするGMですね。
来シーズンはステージ終了後の表彰式で貰わないといけませんね。
コメント